オタクの備忘録

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Run Girls,Run!4周年記念ライブRun 4 You!!!を振り返って

皆さんここんにちは。書き出しの言葉に迷いながらこのブログを書き始めた現在は12月20日お昼前、その昨日12月19日(日)にはRun Girls,Run!4周年記念ライブ「Run 4 You!!!」東京公演に参加してきたところでございます。まずはとにかく良いライブだった、そしてランガちゃんを好きで良かったという感情に溢れております。ただ、それだけで済ませるにはあまりにも勿体ないライブだったのも事実。無い語彙力をなんとかひねり出して感想文らしき何かを書き残していかねばと思っております。以下そんな感じの感想文が続いていきますのでお時間ある方はお付き合いお願いいたします。

 

ちなみに今回の記事はRun Girls,Run!アドベントカレンダー2021にはエントリーしていませんが、3日目には「プリチャンとRun Girls,Run!振り返り年表つくってみた」という記事で参加させていただきました。こちらもぜひ合わせてよろしくお願いいたします。

adventar.org

 

yonepon-wake-up.hatenablog.jp

 

 

 

仙台公演遠征の話

東京公演を振り返る前に少しだけ仙台での話をさせてください。遡ること3週間ちょっと前の11月27日(土)にはRun 4 You!!!仙台公演がありました。ランガちゃんの始まりの地とも言える特別な場所仙台、私としても思い入れがたくさん詰まった街でございましてライブ前日の金曜から現地入りしていました。ランガ単独の有観客フルライブとしては2周年の京都以来、私個人としてもこれが約2年ぶりのライブ遠征でした。新幹線で出発の前にプリズムストーン東京駅店に立ち寄ってプリマドンナメモリアルを聴いたり、到着後すぐずんだシェイクと牛たん定食をキメてゲーマーズ仙台店を拝みに行ったり北四番丁から勾当台公園の辺りを歩いたり。ライブ前後には見知った顔のランナー仲間と再会したりして仙台遠征を満喫しました。久しぶりの仙台というのもあって、トータル3泊4日で5回くらい牛たん食べました。打ち上げで食べたせり鍋もおいしかった。

 

 

 

ちなみにライブ翌日からはリアル家族と合流しまして、ゆりあげ朝市・仙台城址・松島などを普通に観光しつつアニメWUG新章の聖地でもある秋保温泉秋保グランドホテルに初めて泊まることができました。普通に温泉が良いのと夕食バイキングがおいしかったです。仙台城址では伊達武将隊のメンバー(片倉小十郎景綱様)とお話しすることができて、「ランガちゃんのライブで仙台に来ました」と伝えられたのが良い想い出です。またみんなで行きたいですね、宮城・仙台。

 

 

 

あとはその翌週の幕張、プリパラ&プリチャン&プリマジウィンターライブ2021にも参加して本当に楽しくて素晴らしいライブだったりしたんですけどその話は非常に長くなるので今回は割愛させていただきます。ランガちゃんももちろん、初登場のプリマジ勢も良かった。そして京都に向かうかと思いきや別件でLiella!1stツアー愛知公演に行ってまして、名古屋のオタクに会ったりアニメ「やくならマグカップも」多治見の聖地巡礼に行きました。4週連続ライブ現場でぶっとび!ワッチャッチャ!してます。

Liella!1stライブツアー愛知公演Day1 -初現地感想- - オタクの備忘録

 

東京公演(前後)の話

そんなこんなでやってきました東京公演。前日にはランナーオフ会にも1軒目だけ参加させていただきまして、人数が多かったので全員とはお話しできなかったんですがランガの話ランガ以外の話で大変盛り上がり楽しく飲むことができました。迎えたライブ当日は会場へ向かう前に原宿に立ち寄りまして、プリズムストーンカフェ原宿店の外観だけ拝みつつラブライブ!スーパースター!!Liella!のコラボイベント開催中の竹下通りを軽く巡礼してきました。これは完全に余談。

 

そこから先はもうあっという間の1日でしたね。都内に住むオタクと合流して会場入りする頃にはランナーたちが集結してて、昼公演から夜公演までノンストップで駆け抜けるような最高に楽しくて最高に熱い時間でした。ライブ後には少人数でしたが打ち上げにお付き合いいただいた皆さんありがとうございました。

 

 

会場・客席の話

東京公演の会場は山野ホール。代々木駅から徒歩数分という好アクセスの場所でした。ホール内客席は前後方向に長く、後方の半分弱が傾斜付きの固定席・前半分が広く平らで可動席を設置してあるという珍しい構造でした。今回はキャパ制限で1席空けになっていて、フラット部分は設置してある椅子自体が互い違いに間引いてあったので前後方向にも左右にもかなり余裕がありました。視界も良好ですし前方向にもブレードを振れるのが良い。指差しも振りコピも楽しい。

 

私の席はと言うと昼公演がフラット部分の後ろ側、夜公演が前方ヒト桁列のド真ん中という激熱の席を引き当ててしまいました。昼公演では少しだけ距離を感じましたが、以前のライブと比べて(体感として)「ランナーさんがこんなにたくさん来てくれるようになったんだな・・・」と嬉しくなりました。何より昨年のリンクライブが無観客だったのでそれだけでもう。あと距離があることで左右壁面にうつる照明や影が綺麗に見えましたね。逆に夜公演では双眼鏡が全く要らないくらいの距離で、左右のスピーカーからのライブ音響も非常に綺麗かつパワフルに聴こえて、センターはやまるの指差しをもらいまくる神席でした。俺が座標軸だ......!!!٩( 'ω' )و

 

あと配信アーカイブ夜を確認したら開演前に俺の背中が映ってました

 

開幕3曲

01. ドリーミング☆チャンネル!

02. ルミナンスプリンセス

03. イルミナージュ・ランド

・最初のMC

 

いよいよライブ本編の話、まずは開演から3曲続けての披露。ライブ前半は昼公演がルミナンスMV衣装、夜公演がドリチャンMV衣装でした。どっちも好き。(語彙力消失)(むしろ好きじゃない衣装が無い)

 

現時点での最新曲ドリーミング☆チャンネル!を最初に持ってくるというセトリに強さしか感じないですね。「出会えた全部のいいねが 勇気をくれた」という歌詞がたまらなく好きです。以前の生配信で振り付け講座をしてくれたのもあって振りコピが楽しい曲です。会場全体がランガちゃんのライブに一気に引き込まれる感覚がありました。3人が本当に楽しそうな表情で歌うのが印象的です。

 

仙台ではイルミナージュ・ランドが2曲目に繰り上がって3曲目にShare the lightというセトリでした。人気の高いShare the lightを東京公演では外してきたというのは大胆な選曲に思います。(楽曲人気に頼らず生身のランガちゃんで勝負したかったのでは?説というのを後で他の人の感想で見かけました。これはありそうだなと思います。)

 

替わりに入ったルミナンスプリンセスはウィンターライブ幕張でも聴けましたが、ランガ単独で歌われるとまた違った雰囲気にも感じますね。ミラーボール照明のキラキラした感じがとても綺麗です。振り付けのしなやかさに目を引かれますね。「終わらない恋をしたんだ みんな」が本当に好きです。

 

イルミナージュ・ランドを聴くとプリチャンオンラインキャラクターショーを思い出しますね。見てるかめが姉ぇ&キラッCHU&萌黄・・・星形の照明が照らされてるのも細かいところ。ここまで3曲続けての披露ながら歌もダンスもブレを感じませんでした。体力が凄い。

 

ここで最初の挨拶。おなじみの定型挨拶を手拍子で再現するのもすっかりお決まりになりましたね。声が出せないライブでも拍手とブレードで楽しむというのにもだいぶ慣れてきました。仙台公演でのメンバーは冒頭にやや緊張してた印象がありましたが、東京公演ではとにかく楽しいという気持ちが前面に出ていたような気がします。

 

プリチャンメドレー

04. キラッとスタート

05. Go! Up! スターダム!

06. キラリスト・ジュエリスト

07. ダイヤモンドスマイル

08. never-ending!!

・MC(プリチャンメドレーについて)

 

仙台では四季曲→プリチャンメドレー、東京ではプリチャンメドレー→四季曲の順番でした。一部カットがありながらもプリチャン主題歌シリーズから5曲を連続で披露するという贅沢なセトリ。特に東京公演では前の3曲も含めて8曲続けてプリチャン尽くしというプリの大きいお友達にはたまらないセトリでした。なんならプリチャン単独やプリティーシリーズのライブより濃い。ここまでで「もうチケ代分の元取ったから帰ってもいいわ」と思っちゃうくらい。i☆Risがプリパラ9曲メドレーというのをやったライブがありまして・・・ってのは関係ない話。

 

初期曲のキラっとスタートが最近のルミナンス衣装やドリチャン衣装で披露される姿には、当時からのオタクとしても感慨深いものがあります。Go Up スターダムも1stツアーの頃が印象深い曲。小さい星だけどもスターダムを駆け上がっていきたいという強い意志を感じる歌詞が刺さります。飛び跳ねるように軽快なダンスのキラリストジュエリストも最高ですね。続くダイヤモンドスマイルはプリチャン2ndシーズンやランガ2周年の思い入れもあって私の1番好きなプリチャンOPです。いつだかのインタビューでダイスマは今までで最も「熱い曲」であるという言葉もありましたがその通りだと思います。やっぱり「超えてみせるから~~~~~~」が最高ですね。締めはnever-ending!!、これもプリチャンの曲としてだけではなくランガちゃんを追っているオタクにこそ刺さる曲じゃないかと私は思います。2021年に聴くネバエン、今回の私はここで泣きました。1番終わりからCメロに飛ぶ特殊カットも印象的です。森嶋さんの歌う「やってみなくちゃ分からないんだ」でオレンジのブレードを握りしめる手に力が入りました。この辺りの歌詞割りも大好きなんだよな~~~~~!!!

 

「メドレーが作れるぐらいにプリチャンの曲を歌ってきた」というメンバーのコメントが熱いです。主題歌アーティストとしてだけでなくキャストとしても関わってきた、それなんですよね。夜公演では「やってみなくちゃ分からない!分からなかったらやってみよう!」を言ってくれたのが嬉しいです。

「プリチャンとRun Girls,Run!」振り返り年表つくってみた - オタクの備忘録

 

四季曲セクション

(昼公演)

09. サクラジェラート

10. 水着とスイカ

(夜公演)

09. 秋いろツイード

10. スノウ・グライダー

・MC(四季曲について)

 

作詞:只野菜摘・作編曲:石濱翔MONACA)の神のコンビによる「ランガ四季曲」シリーズ。シングルのカップリング曲やアルバム曲として収録されたものですが名曲揃いです。セトリの中でこれらのイントロが来るとグッと雰囲気が切り替わる感じしますね。今回は昼夜合わせて春夏/秋冬を回収できたのもありがたいところ。ランガちゃんの生歌やダンス、表情や目線による表現力の高さが特に光る4曲だと思います。ストーリー性を感じさせる歌詞で、時系列的にはどういう並びなのか?という考察だけでも深く楽しめます。振り付けも本当に好き。初期からあるサクラジェラートなんかはライブで観るたびに進化してる印象がありますね。私は秋いろツイードが好きです。スノウ・グライダーはドリーミングチャンネル衣装の白とも相性抜群ですね。この曲の時に照明が雪の結晶の形になってるとかそういう細かいところも好きです。楽曲の世界観に引き込まれて、ブレードを振る手が止まってしまう時間が何度もありました。引き込まれすぎると心臓が苦しくなるのでよくない。(良い。)

 

ソロ曲

11. Darling Darling

12. 逆さまのガウディ

13. りんごの木

 

アルバム「Run Girls,World!」収録のソロ3曲。有観客のライブで聴く機会がほとんど無く、この4周年ライブが初めての人も多かったんじゃないでしょうか。アルバムの発売からは1年半ほど経ってしまいましたが、その間のメンバーの努力が歌唱表現に表れているような気もします。3人それぞれの個性がよく出ている3曲で好きです。当たり前の感想ですがとにかく「声が良い」の一言に尽きます。

 

衣装チェンジから

・幕間:クラップ練習のコーナー

14. Break the Blue!!

15. 無限大ランナー

・MC(新衣装、新曲について)

 

一度メンバーがはけて衣装替え、その間には収録音声によるクラップ練習のコーナーがありました。注目の新衣装は仙台公演で初披露されたもので、無限大ランナーをイメージした衣装であるとのことです。ロックな雰囲気でかっこよくて可愛い、すなわち最強。

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クラップ練習のラストから特殊イントロの繋ぎでBtB!!が始まるのもめちゃめちゃ熱かったです。(仙台の昼公演では「え!?なんだあの衣装は!?!?」って焦りましたけど。)青1色のブレードを構えるあの瞬間が好きなんです。アニメ「ガーリーエアフォース」の主題歌でもありますが、ランガとしても戦い続けるユニットであると宣言するかのような力強い歌詞が好きです。

 

そして今回注目の新曲、無限大ランナーは4周年ライブで初披露。CD音源で聴いていても良い曲ですがライブで聴くと圧倒的に強かったです。指差しや拳を上げる振りコピが激しいのもあって、この曲が終わったあとに最も汗だくになりました。物理的にダンスが熱いのもそうだし歌詞が精神的にも熱く、魂が震える感じがしました。そんな激しい振り付けながら3人とも満面の笑顔で踊っているのも素敵。(あとオタクから聞いたことを配信アーカイブで確認したのですが)小さな点が壁面を走るような照明で疾走感を表現してたのも良いですね。(仙台で初披露されたばっかりなのに東京で振りコピ完璧になってるオタク多すぎん?)

 

はやまるさん、新衣装の指抜きグローブ好きすぎませんか?俺も好きです。いよいよラストスパートです!という言葉に対してブレードでバツを掲げて拒否するやりとりも定着してきましたね。「今来たばっかり~ソレナー」は死語なので滅ぼそう

 

ライブ終盤

16. My Best Shine!!

17. ランガリング・シンガソング

 

来ました、My Best Shine!!。ホワイトデーイベントでの初披露の時からそうでしたがライブで聴くと本当に刺さる歌詞ですね。MBS!!号泣おじさんです。この辺りの曲を含めて、「ランガちゃんを深く追っているオタクほど泣ける曲」があまりにも多すぎるように感じます。これ以上俺を泣かさないでほしい。「しんどいときはみんなが支えてくれるからさ」とか、客席に向かって手を振るのとかもうね・・・あっ思い返すと今また泣きそう・・・ラストの「みんなに会いたかったよ~~!!」「4周年、みんなありがとう~~!!」で昼夜ともにダメでした。

 

アンコール前ラストはランガリング・シンガソング。今のRun Girls,Run!を象徴する1曲として存在が確立してきましたね。アルバムが発売された去年から今年にかけての苦しい2年間、そしてそれ以前のランガ駆け出し時代からの、全ての想い出が頭をよぎって泣き崩れました。MBS!!のカラフルな照明に対してランガリングはシンプルな白中心の照明だったことも、まだ色の付いていないこれからのランガちゃんの未来を象徴しているかのように見えて良かったです。

 

アンコール

18. プリマ☆ドンナ?メモリアル!

・写真撮影

・グッズ紹介と告知コーナー

・最後の挨拶

19. カケル×カケル

 

アンコール1発目プリマドンナメモリアル。ランガの曲の中でも特別中の特別な物語を持つ、この歌をセトリの中の大事なところに置いてくれるのが嬉しいです。今年5月のプリティーシリーズ10周年フェスも思い出します。あとグリフェスの時(※3年前)に幕張の映画館行って劇場版観たのも思い出しました。そして振りコピがめちゃめちゃ楽しい。夜公演なんかは視界に入るオタクの7割以上が全力で振りコピしてたように見えました。歴代プリティーシリーズ登場人物のポーズが振り付けに入っていたりキャラクターカラーが照明に使われていたりするのもエモいです・・・Run Girls,Run!、もはやプリズムの煌めきが人の形になった存在よ・・・

 

写真撮影とグッズ紹介のコーナー。3人でわちゃわちゃしながら楽しくグッズを紹介してくれるのが嬉しいですね。この辺りのMC・トーク全般に言えることですが、リアルのイベントが無かった間にも続けていたらんがちゃんねる等の配信で積み重ねた、トークスキルとより強くなった絆が3人の雰囲気に出ているような気がします。

 

そして告知コーナー。昼公演ではバレンタイン・ホワイトデー両イベントの開催が、夜公演ではミニアルバムの製作が発表されました。これには私も思わず立ち上がってしまいました。周りにもちょいちょい立ち上がってるオタクいて笑いましたねw一応すぐ座りましたけど。

 

最後の挨拶、昼公演では「もっと大きなステージに立ちたい」という言葉が聞けたのが本当に嬉しかったです。しかし、それ以上に夜公演の挨拶で泣きました。

 

あっちゃんの挨拶。足の怪我によってライブが延期・振替になってしまったという話には聞いてるこちらが申し訳なくなってしまいます。からの内くるぶし2つの話に飛んで和やかな空気にしてくれてありがとうございます。もっともっと先まで走っていきたいというコメントに未来への希望が感じられました。

 

はやまるの挨拶。昨年から今年にかけてのコロナ禍、3周年ライブが開催できずオンラインになったことなどから、進んでいるのか止まっているのか、もどかしい時間があったという話に。ユニットとしてだけでなく個人の仕事もあり、そんな中で何をすべきか何を目標とするか迷った時もあったとのこと。そこから前を向けたのはメンバー2人がいてくれたからこそであると。メンバーだけでなく、支えてくれるランナー、スタッフ、家族への感謝の言葉もありました。(俺ここで号泣。2年間で迷ったり悩んだりしたという話に自分自身のオタクとしてのこれまでも振り返って共感しました。)もっと大きいところでライブがしたいという昼公演の言葉を繰り返しつつ、もっともっとランガとしてランナーたちと一緒に大きくなっていきたいという力強い言葉で締めてくれました。5周年に向かうランガちゃん、期待しています。

 

もっちーの挨拶。今日のライブを振り返りつつ、自身のデビュー前の話まで出してくれました。高校生の時からずっと声優になりたくて、いろんなオーディションを受けてきて、それらを経てRun Girls,Run!になることができて、こうして4年目を迎えられていることがとても感慨深い・・・という言葉が出たところで涙が零れてしまいました・・・(俺も泣いてるんですけど・・・配信アーカイブ観ても泣ける・・・)デビューから4年経っても夢に向かって頑張りたい気持ちは消えることなく、もっと大きいステージに立ちたいという言葉も聞けました。みんなに支えられているだけでなくみんなを引っ張っていける存在になっていきたい、とのこと。感動的な挨拶と胸を打たれる姿を、ありがとうございました・・・「リーダーの涙には、これ以上ないライブの価値がある」というはやまるのコメントも、その通りです。ライブに"懸ける"想いの全てが伝わってきました。

 

ラスト、"カケル×カケル"。ランガの始まりの曲、と一言で言えるレベルを完全に超える今日1番の感動が生まれました。涙声が混じりながらしっかり聞こえてくる歌に号泣。ランガのユニット色ピンクに加えて赤、水色、オレンジ・・・カラフルに染まるようになった客席を見て嬉しくなって泣きました。思わず天を仰いで(WUGちゃん見てるか・・・後輩たちはこんなに立派になったぞ・・・)って心の中で唱えたのはここだけの秘密。ラスサビに向かう3人の表情が本当に良い顔してましたね。最後の一瞬に至るまで想いとエネルギーに満ち溢れる本当に素晴らしいステージでした。

 

終演後の話、その他雑感、まとめ

夜公演では最後の挨拶からカケルへの一連の流れで大号泣させられ(いや嘘、MBS!!からもうずっと泣いてた。)会場の外で出てオタク仲間と対面したあとも思わず泣いてしまいました。昼公演の後もそうだったんですが、まわりのオタクがみんな満足しきった幸せそうな表情してたのが印象的で、それを見て本当に良い現場なんだなあと改めて思いました。夜公演ではそこに感極まって泣き崩れてるオタクがちらほら混ざるわけですが。(どなたかは存じ上げないんですが特に森嶋推し装備で抱き合って男泣きしてる人たちが印象的でした。感動をありがとう。)

 

 

 

その他の話ですが、まず東京公演のチケットが完売したというのが本当に良かったと思います。(仙台も当日券まで完売したらしい?というウワサ。)どうしても都合で来れない人が他の人に譲ったりしたというのは多少あったみたいですが、現地でも軽く見回した限り空席は見当たりませんでした。そして東京公演の配信を実施してくれたこと、アーカイブが最長1週間あるということ、本当に素晴らしい施策だと思います。今もこのブログを書きながらアーカイブを視聴しています。しかも昼公演のダイジェスト映像をすぐに編集してアップしてくれるという前向きな姿勢に驚きました。最近の大人たちがが有能すぎる・・・マジで運営の中の人変わったんですか・・・?

 

 

ライブチケットだけでなく物販もアクスタが完売したそうで。等身大タペストリーとかも含め今回すごく良いラインナップだったと思います。ビブスも使い勝手が良いしブレードもデザインが好き。扇子も夏場になったら活躍しそうですね。それからブロマイドと、これから注文受付が始まるライブフォト。(←これめっちゃ好き。)あと何万円用意すればいいんだろうかと今からビビっております。

 

 

 

セットリストについて。4年目にしてようやく「カバー曲無しのオール持ち歌」のセトリが完成したわけですね。これについて今までの曲数が少なすぎたという見方もありますが、ひとつひとつの楽曲を大切に歌って育てて物語を積み重ねてきたからこそ、オタクたちに「神曲しかない」と言われる今のランガちゃんがあるのではないかと私は思います。特に東京公演では、ライブ序盤にプリチャン主題歌を全放出した上でそこから先を生身のRun Girls,Run!で走り抜けるというスタイルがあまりにもかっこいいなと思いました。さまざまな色を持つ楽曲たちを歌い分けながら、Run Girls,Run!としての軸が1本通して繋がったような見事なライブでした。

 

林鼓子さんについて。単推しです。ランガの最年少19歳、頼れるセンター。ライブ会場でもよく通る力強い歌声とパワフルなダンスはセンターにふさわしいハイパフォーマンスで、ライブ中もついつい目を引かれてしまう唯一無二のパワーがあります。以前から最年少とは思えないほどの真面目さとかっこよさが見られてそれはそれで良かったのですが、最近はMC中に年相応の若さと可愛さが漏れ出てる瞬間があるような気がして私はそれがとても好きです。ソロ曲りんごの木だとかライブ終盤の無限大ランナー辺りで見られた、グッと前に出るようなステップの足先に力強さを感じて良かったです。

 

厚木那奈美さんについて。生で見たときの全身のバランス・頭身がとても綺麗な方ですね。特に脚が良いってオタクが言ってました。私もそう思います。バレエダンス的な優雅な動きが誰よりも似合い、アップテンポな曲の激しいダンスでも指先や足運びのキレがすごいダンスのスペシャリストなんだと今回改めて思いました。透明感ある声が高音のロングトーンでもとても綺麗でした。客席のオタクが飛ばす指ハート等にいち早く気付いて撃ち返してたのも彼女だと思います。綺麗な顔して恐ろしいオタク殺しのスナイパー

 

森嶋優花さんについて。昼公演・夜公演とも最後の挨拶で発せられた言葉の重みに私の感情が破壊されてしまいました。配信番組などではポンコツ可愛いイメージが先行してますがやはりランガのリーダーなのだと感じます。最初から最後まで全体を通して華やかな笑顔が素晴らしかったですね。ステージ上にいること・ファンの前にいることがとにかく楽しいという表情に見えました。跳ねるように明るい歌声からも楽しいという気持ちが感じられましたね。身長147cmと小柄な割に手足のリーチが長い印象で、実際に長いのかダンスのダイナミックさでそう見えるのか、配信アーカイブで観たときの指先の綺麗さが目立ちました。あっちゃんを狙撃特化のスナイパーに例えるならば、もっちー範囲攻撃のようなレスでオタクを壊していく爆発アタッカー。ブルアカで言うとアカリ。(これが言いたかっただけ)

 

照明と音響について。まずステージ背景セットが仙台と東京で大きく違いましたね。仙台では大きなカーテン・垂れ幕が架かってる柔らかいイメージで、東京では幾何学的な模様と金属フレームが目立つ柱でパキッとした印象のステージでした。ミラーボール照明とか曲に合わせた色変えとか照明にはこだわりを感じられました。音響も良好で、とくにストレスなく聴くことができました。パワフルな楽器音と生の歌声を全身で浴びたときのバランスが良くて非常に心地よかったです。あと配信アーカイブのカメラアングルも全体的にかなり良かったんじゃないかと思っています。やはりメンバーの表情を楽しむならば生以上に配信映像も強いです。

 

仙台公演と東京公演。仙台公演の方には、やっぱり「聖地補正」が少なからず効いてくるわけじゃないですか。ランガの出自的にも自分自身の強い思い入れ的にも。単純に地方遠征って楽しいですし。そんな聖地補正とは関係のない東京公演で、仙台公演を確実に上回る楽しさと、感動と、満足感を味わえたことが本当に嬉しかったです。やっぱりランガちゃんは常に成長し続けているんだという事と、それを努力と実力で成し遂げているランガちゃんに今はただ感謝と尊敬しかありません。

 

 

ランナーとしての自分自身について。私がもともとWUGを追っていた縁でランガちゃんに出会ったというのは紛れもない事実なんですが、今回現場で出会った何人かのオタクに「古参」と呼ばれたことにはむず痒い感じや申し訳ない気持ちがありまして。(そもそもオタクに新参も古参も無いんですけども。)昔の様子はたまたま知っているだけでちゃんとランガちゃんを応援し始めたのが2周年ライブの頃からなので...というのが正直な気持ちですね。初期を振り返って当時をしっかり追い切れなかった後悔が全くないわけではありません。ただ、今回のライブ4公演を走り切ったことで「いつか堂々と古参を名乗れる日がくるかもしれない...?」みたいな気持ちもなんとなく芽生えてきました。というのは感想として残しておこうと思います。それから、プリチャンのオタクとしての気持ちも先日のブログなんかにいろいろ書いてるんですが、プリチャンのアニメ終了を越えて結成5周年に向かうランガちゃんもしっかり応援することができそうだな、という前向きな気持ちが確信に変わりつつあります。(プリマジもプリパラもそれはそれで普通に楽しみますけどね。)

 

これは以前から繰り返し言ってることですが「過去は過去、今は今」で別物です。「自分は自分、他人は他人」も別物。(これを改めて言うのすらもはや気恥ずかしいんですけれども。)出会いのきっかけやハマる過程にはWUG、i☆Ris、プリチャン、いろいろあれど、少なくとも今この瞬間の私は「ランガちゃんはランガちゃんだから今のランガちゃんが好きです」と胸を張ってハッキリ言うことができます。誰に何を言われようとも、これから先の自分がどれだけ迷う事があろうとも、これだけは紛れもない事実として、これから先も変わることはないとここに宣言させてください。

 

世間の情勢について。現場で声を出すことができない以外はだいぶいろんなライブイベントが帰ってきたような感じがしていますが、外に目を向けると不穏なニュースもあるようです。私自身もできる限りリスクを減らす対策をした上で無茶はしないよう現場に向かっているつもりですし、周囲のオタクも決められたルールを守るなどその辺りは気を付けているようで信頼しています。そんな中で特に今回実感したのは、当たり前のように開催されるライブが当たり前ではないという事と、加えてライブ配信が実施されてもそれを観てくれる人がいるのは当たり前ではないという想いが、メンバーのパフォーマンスを通じて伝わってきたことです。きっと今の時代だからこそ、そして我慢の2年間があったからこそのステージだったんじゃないかと私は思います。

 

 

はやまるの最後の挨拶にあった、「進んでるのか止まってるのか」もどかしい時間、迷いそうになる時間というのが私自身にもありました。ランガのオタクとして、あるいはそれ以外のいろんなものを見て生きているオタクとしてもそうですし、リアルでもこの2年の間に住む場所やら仕事やら生活が一変してようやく軌道に乗ってきて今現在の自分がいます。そういった状況の中で迎えた1年を締めくくる現場として、今回このRun 4 You!!!東京公演を選んだ(あるいは導かれたのか)のですが、それだけの価値がある素晴らしい現場に巡り合えたと心から思っております。現場で出会ったオタクの皆さん、会ったことはなくても私と同じようにランガちゃんを愛している皆さんにもありがとうと言わせてください。Run Girls,Run!を、あの3人を、プリチャンを、アニメとライブと音楽を、好きでいて良かったと大きな声で言いたいです。

 

ライブ現場でよく言う「来て良かった」を超えて「生きてて良かった」になりました。今回の感想は以上です。本当にありがとうございました。

 

ブログ第一稿アップ:12月20日18時

最終版更新:12月22日23時

 

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