虹ヶ咲6thライブ感想 ~水と星と林のオタク、初めての虹現場に行く~
【今回のブログで言いたいことダイジェスト】
・初めての虹ヶ咲単独ライブ現地参戦。最高でした。
・AqoursとLiellaの二刀流兼ランガの亡霊である私も、ようやく虹ヶ咲の門をくぐることができました。
・林鼓子さんとオタクの皆さん、私を虹ヶ咲に連れてきてくれてありがとう。
・ニジガクのど自慢から繚乱規制退場まで全部楽しかったね。知り合いのオタクにも会えて良かったです。
・村上奈津実さんのパフォーマンスが、心に残りました。
・大西亜玖璃さんのこと、好きかもしれない。
・田中ちえ美さんは、好き。
・久保田未夢さんも指出毬亜さんも鬼頭明里さんも前田佳織里さんも、結局みんな最高でした。
・みんな、林鼓子さんのことをもっと知ってほしい。
・そして何より、自分自身が虹ヶ咲とそのメンバーのことをもっと深く知りたい。
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以上のような感じで、新年1発目から張り切ってやっていきます。
2024年1月13日(土)に開催の
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 6th Live! I love You ⇆ You love Me <神奈川公演> DAY1
に行ってきたオタクの感想文です。
ライブ行って帰ってきて約2~3日、現在のわたくしはラブライブに対する巨大感情が溢れて止まらない状態ですのでどんなブログが書けるか未知数ですが、とにかく書けるだけ書き残しておこうと思います。この日の現場で私が目にしたものと、感情の動きの全てを。
はじめに:前回までのラブライブと私と虹ヶ咲学園
最初に書いた通り、私が「虹ヶ咲の単独ライブ現地」に参加するのは今回の6th横浜が初めてでした。フェスだったり配信だったりは除いて虹ヶ咲だけのライブを生で観るのは初という意味です。
これだけだと状況が伝わらないですし、最近フォローしていただいた方もいるのでもう少し自己紹介させてください。大事なことは二つ、私が「AqoursとLiellaを推してきた二刀流ラブライバー」かつ「Run Girls,Run!時代から林鼓子単推しを自称してきたランナー」であることです。
私がラブライブシリーズを本格的に追い始めたのは遡ること約6年前、2017年秋のサンシャインアニメ2期と翌年のAqours3rdツアーに現地参戦してからです。そこから4th、劇場版、5thと紆余曲折ありましてラブライブフェスをライブビューイングで観たりコロナ禍でしばらく現場から離れたりして、新しくLiellaを追い始めたのが2021年のスーパースターアニメ1期とLiella1stツアーからでした。6thライブベルーナドームでAqours現場に復帰したり、2年目3年目のLiellaを追いつつスクミュや蓮ノ空も手札に加わって楽しく元気にラブライブ暮らしをしていたというのが近況でした。
(ちなみに、μ's全盛の時代にはラブライブよりもミルキィホームズの方に軸足を置いてオタクやってました。一応矢澤にこ推しでもあり今も昔も徳井青空さんが推し声優の1人です。)
一方、優木せつ菜役2代目として昨年から活躍されている林鼓子さんについて。現在の最推しの1人である彼女に出会ったのは2017年秋のアニメデビュー作「Wake Up, Girls!新章」と、そこから生まれた3人組声優ユニットRun Girls,Run!がきっかけでした。通称ランガちゃん、アニメキラッとプリ☆チャンの主題歌などでも活躍したこのユニットを追ってきた日々も紆余曲折ありまして、結成から解散までおよそ5年半の活動期間を駆け抜けて惜しまれつつもファイナルライブを迎えたのが2023年3月25日(土)のことでした。奇しくも同じ日にファイナル夜公演やってる裏でせつ菜役就任が発表されたという出来事は今でも信じられないほどの衝撃の記憶として残っています。
(補足。もともと先輩ユニットのWUGの方を追ってた自分がちゃんとしたランガのオタクになったのは2019年頃からで、久保田未夢さん所属のもうひとつの先輩ユニットi☆Risにはプリパラおじさんやってた頃からお世話になってました。)
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ここまでが前世の話ですね。ぶっちゃけた話ですが、やしこっこ参戦以前は特に理由はないけどなんとなく精神的な距離が遠かったというのが私にとっての虹ヶ咲の存在でした。おおよそ沼津からお台場くらいの距離感。スクスタはあまり触ってないけどアニガサキは1期も2期も観ていたし、現地には行かずともライブは配信で観ていたり、昨年2月のAZUNAラグーン改修工事も実は配信で観ていて涙が止まりませんでした。Aqours軸やLiella軸のラブライブ界隈で虹現場にも通ってるフォロワーはそこそこいるので、後方から彼らの様子を見守っていた感じです。
現世の話に戻ります。昨年4月以降は虹ヶ咲の動向を注意深く見守っていて、にじたび現地には不参加だったものの配信にて視聴して、生のライブは(主にLiella目当てで)ブシロックに参加して初めて浴びる生歌唱CHASE!とネオスカに大号泣、あとはOVA「NEXT SKY」の劇場公開を初日に観に行ったのと先月の異次元フェスに両日参加、といったところです。聖地お台場にも数回行きましたかね。
およそ8ヶ月間、自分なりに虹ヶ咲との向き合い方をじっくり考えてきたおかげでだいぶ心の距離が縮まってきました。私にとっての虹ヶ咲とは?スクールアイドルとは?AqoursやLiellaとは違った魅力をどこに見出すのか?そんな自問自答を携えて4月から現在までの答え合わせのつもりでKアリーナ横浜へと向かいました。
明日の現場に持っていくブロマイドなどを選別しつつ
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 12, 2024
初心に返って参考書を読み復習している pic.twitter.com/WzFPXcbdKN
長くなりましたが前置きは以上です。ライブ当日を振り返っていきましょう。
会場の話や開演前の話
今回の会場はKアリーナ横浜。昨年9月に開業したばかりの最新のライブ会場で、音響が良いだとか帰りの動線が良くないだとかさまざまな噂を耳にしていた未知数の会場でした。当然私も行くのは初めて。ただ、私は地元が横浜なのでシンプルに家から近い。当日朝もゆっくり準備してから出られたのでだいぶ助かりました。
とりあえずNEXT SKY観て気持ち整えてるところなんですけれども pic.twitter.com/SCCihrH0Ih
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 13, 2024
現地は物販や展示企画など朝から盛況だったようで、何より盛り上がっていたのがニジガクのど自慢大会でした。なんか私が向かっている途中で急にオタクの声出しが禁止になるといったハプニングもあったようですが、それでもサイレントでオタ芸、マサイ、UOグルグル、写真集掲げたり特攻服でビムサ振り回したりなどいろんなオタクが現れてかなり盛り上がってましたね。ア○サマのけやきひろばによく似た雰囲気でした。
フォロワーの出番間に合ってよかったわ
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 13, 2024
さあ楽しんでいきましょう pic.twitter.com/eZKge5PTRf
先月の異次元フェスで連番した知人がこのカラオケ大会に出ると聞いたので、私もその応援のために会場に行きました。かすみ推しである彼が歌ったのは「無敵級*ビリーバー」。振りコピしながら歌うのは想像以上に大変だった、との感想でしたが熱いかすみん愛の伝わってくる歌唱に感動しました。その後も妙にせつ菜曲の出番が多いカラオケステージを眺めたり物販の様子を見に行ったり西日本から遠征してきたランガのオタクと合流したり、退屈しない時間を過ごせました。15時くらいから雨降ってきて16時に入場するまでめちゃくちゃ寒かったのはちょっと大変でした。
無事着席
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 13, 2024
ちょっと休憩したら通路出て散策しますかね pic.twitter.com/lXHxUbRQLE
今回、私の席は単番でレベル7アッパースタンドの中腹あたり。高さはありますが位置はほぼ中央でステージ真正面方向だったのが良かったです。なんか客席についてもだいぶ寒かったんですが入場してすぐLiellaのSecond Sparkleの映像が流れててテンション上がりました。会場内でも知り合いのオタクが結構来てたのでレベル1アリーナ席の階まで降りてご挨拶に行ったり、レベル7に戻って最近知り合ったオタクと大昔の鼓子ブロマイドを交換したりと開演前からだいぶ楽しかったです。
あと座席の話で言うと偶然にも隣が1席空いてて広くスペース使えたことに助かりました。もう片方の隣人はおとなしめながらも時に熱い声援を飛ばすせつ菜推しの紳士で、私の後方にもだいぶ強火のせつ菜&鼓子推しのデカ声のオタクがいて心強かったです。なんか虹ヶ咲の現場ってせつ菜推し多くないっすか?
ライブ全体の感想
最初にもう言っておきますが、めちゃくちゃ良いライブでした。何が良かったってのはこれからひとつずつ書いていくんですけど、やっぱりラブライブシリーズのライブらしくキャラクターたちの姿がはっきり見えるライブだったのが1番ですね。これを支えるキャストメンバーのそれぞれの歌やパフォーマンスの良さと、大型スクリーンを使った映像演出の使い方とカメラワークが抜群に良かったです。あとやっぱりKアリーナ横浜はとにかく音響が良く、低音から高音まで全ての音が潰れず綺麗に聴こえていたのが素晴らしかったです。もう一生ここでライブやっててほしいです。
虹ヶ咲らしいなと思ったのは序盤から中盤にかけてのソロ曲で繋いでいくセクション。隙間なく繋がれていくので全体的にテンポがよく、そして1曲ごとにどんどんステージの世界観に引き込まれていきました。12人のソロ曲やって12人全員が大好きになったタイミングで叩き込まれる珠玉の全体曲の数々、これも見事な構成でございました。
ライブ序盤
今回はもう分かりやすく順番に一言ずつ振り返っていきます。
開演直前:全速ドリーマー
今日も元気に筋トレの時間。会場寒かったんでウォーミングアップにちょうど良かったです。
01. KAGAYAKI Don't forget!
トキランのインストとともに流れる映像でライブ開演。スクスタが残した最後の楽曲から始まるというのがなかなかエモい構成ですね。そのスクスタ発の3D映像が後ろで流れていたのも良かったです。この日、虹ヶ咲の世界へようやく一歩目を踏み出した自分も「見たいミライ見よう それだけでいいんだよ」なんて歌詞に背中を押されたような気がしました。開演時の衣装が12人それぞれの最初の衣装だったのも嬉しかったです。
最初のMC・幕間
いわゆるいつものコーレス。ちゃんとしたコーレスやるの僕たぶん初めてだったんで普通に嬉しかったです。侑・果林の急接近に対して歩夢がバチバチにやり合うくだりが面白かったです。それと初参加の人を聞くやつに手を挙げられて良かったです。
昨日の最初のMCで「かすみんたちに初めて会うよっていう皆さん〜?」に手を挙げられたの嬉しかったわね✋
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 14, 2024
(単独現地は初めて)(フェスでは数回見ている)(単独も配信は観ている)(相良さんに限ればプリの方で何度も拝見している)(10月のゆるシェアも楽しかったです)
02. 小悪魔LOVE♡
ソロ1曲目は桜坂しずくCV前田佳織里さん。衣装とツインテめちゃくちゃ似合ってたのと、歌の安定感が凄かったです。中の人的には毎週金曜にやってる酒飲みのラジオとウマの方くらいしか知らなかったのでだいぶ印象変わりました。
03. 咬福論
2番手で出てきていいレベルじゃないです。強すぎる。あまりの衝撃に気づいたら首から出血した(ように錯覚した)ので、開演前にオタクに貰った絆創膏貼りました。ありがとう。
04. 背伸びしたって
かすみ&相良さん、こういうしっとりめの曲も合う人だったんですね。虹ヶ咲キャストの中でも、キャラと世界観の表現力において突出したものを持ってる方だと思います。
05. Request for U
村上奈津実さん......いや宮下愛さん......元気いっぱいの愛さんらしくダイナミックなパフォーマンスをされていて、ステージから距離のあるレベル7スタンドにも気持ちが伝わってくるほどの射程の長さを最も強く感じました。今回のライブで最初に強く心を掴まれた1曲がこれだったかもしれません。
06. 私はマグネット
愛さんの後に璃奈ちゃんが来て愛さんへのラブソングを歌うっていうセトリがよくて......(ここで号泣)
わたくし何を隠そう去年のブシロック行ってから密かに田中ちえ美さんに注目してまして(※写真集も買ってしまった)璃奈ちゃんのソロ聴けるのもだいぶ楽しみに待ってました。先月の愛知公演では不調のようでしたが、横浜では素晴らしい歌唱をありがとうございました。
07. Cooking with Love
丸ごと包んでぎゅっとしてchuのやつ。もしくは地雷系コスの鬼頭明里さんが反則のやつ。一瞬たりとも双眼鏡が手放せないくらいの魅力が詰まった1曲でした。
08. Feel Alive
ここでR3BIRTHの曲、というかOVA虹ヶ咲NEXT SKYの最初に流れる1曲と言った方がいいですね。先述の私の出自もありまして、NEXT SKYというのが私にとって虹ヶ咲の門を叩いた始まりの場所でした。Feel Aliveのおかげで6月の公開初日に観に行ったあの日の感情が溢れてきて、とても熱いものが込み上げました。あのOVAが自分の中で特別な作品になったんだな、と強く実感することができました。
ライブ中盤
09. Walking Dream
大西亜玖璃さん...顔と声が好きかもしれない...と思ったのがこの曲。歌詞もキャラクターもなかなかに個性的ですが、ライブ後にもめっちゃ聴いてます。かなり注目度が上がりました。
10. My Shadow
久保田未夢さんが超一流のスーパーアイドルであることは私ももちろん知っているのですが、そこに"朝香果林"が乗ると更に威力が上がりますね。照明演出の良さもあって世界観にグッと引き込まれました。
11. Lemonade
全編英語詞によるミア・テイラーのソロ曲。爽やかなサウンドの軽快なテンポ感に英語歌唱特有のリズムが乗って、聴いててとても気持ちのいい1曲でした。
12. Waku Waku! Monday Morning
1年生組4人の曲。ライブではほぼ初見なんですが、なんとなくサビの振りコピしてみたらかなり楽しかったです。それとコールも。ステージ上でも全体的に移動が多くて目を惹かれるパフォーマンスでしたね。
13. 恋するSunflower
指出毬亜さんは知ってる
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) April 2, 2023
声が良くて顔も良い pic.twitter.com/7o2HXVRPNi
失礼、天使の幻覚が見えてしまいました。
それはそれとして歌と表情の安定感が素晴らしかったですね。マイナスイオン全開で会場全体を包み込んでくれるようなこの歌は、やはりエマさんにしか歌えないものだと思います。
14. 5201314
ライブで披露されることによりCD音源から最も威力が跳ね上がったのがこの曲だと思います。重低音の効いたブチ上がりサウンドとバチバチのレーザー照明に花火の噴射、Kアリーナ横浜のスペックが存分に活かされてて最高でした。もう"HUNTING FOR LOVE!!"の爆発的なコールが入ってないCD音源では満足できそうにないです。
15. チェリーボム
ソロ曲セクションのアンカーはもちろんこの人、優木せつ菜CV林鼓子。これを聴きに来たと言っても過言ではないほど期待していました。真っ赤に染まった客席とあちこちで燃え盛るUOの数々、会場のボルテージもMAXで最高の景色でしたね。今は冷静に振り返っていますが私も腹の底からデカい声出してブレードを振る腕が止まりませんでした。
林鼓子さんがせつ菜役を背負って数ヶ月、初ステージのにじたびの頃からかなりの完成度でしたが最近はなおさらパフォーマンスの練度が上がってきたんじゃないでしょうか。パワフルな歌とダンスの迫力に、レベル7から見ていた私もまるで目の前で歌われているかのように錯覚するほどでした。後方腕組み古参面で行こうと思ってたのに間合いを無視して至近距離でボコボコにされたみたいな気分でした。最高です。
16. New Year's March!
ノータイムで初披露の新曲へ、なんとも贅沢なライブです。Kアリーナならではのバルコニーステージにメンバーが並ぶのも面白い演出でした。(私は中央付近だったので距離がありましたが、サイド寄りの人たちはだいぶ嬉しかったんじゃないでしょうか。)
17. Happy Nyan! Days(お正月ver.)
異次元フェスで見たやつだあああああ!!!と思ったらお正月バージョンってなんだよ!!!令和のはっぴぃにゅうにゃあ???????ネコ耳姿のA・ZU・NA見れたのがあまりにも嬉しすぎてちょっと泣きました。あと最後に全員ネコ耳で出てきたのも天才でした。
幕間
ここまでのライブで完全に脳を焼かれてしまったフルアーマー高咲侑さんによる推し語りタイム。本人たちを前にしてその熱量で愛を叫べるのはスクールアイドルファンの鑑でございます。それから、次の曲に繋ぐ流れも良かったです。
18. Go Our Way!
NEXT SKYから、専用衣装に変わってこの曲。アニメ映像とのシンクロもかなりの精度でキマってました。ソロ曲が強い虹ヶ咲は、全員揃ってももちろん強かった。
19. Just Believe!!!
イントロでボルテージを溜めてからの爆発力、この日1番の歓声とコールが凄かったですね。AqoursやLiellaの現場でも開演前のCMでよく流れていたので、私にとっても最も馴染みがある曲のひとつでした。光の先へアクセル全開、歌詞に偽りなしの力強い疾走感を感じました。ステージを広く使っての12人のフォーメーションワークも壮観でした。大サビのラスト、後ろのスクリーンに映されていたキャストの姿がシームレスにキャラの映像に切り替わるところの没入感がすごくて感動しました。
20. Fly with You!!
ラブライブシリーズ屈指の神曲とさせていただきます。歌詞が本当に良くて心に刺さりました。これまでの虹ヶ咲が辿ってきた道のりの集大成かつ新たな始まりを感じさせてくれる最高の歌に、最大級の感謝を送ります。
ライブ終盤、アンコール
21. L!L!L! (Love the Life We Live)
アンコール1曲目、黄色を基調とした専用衣装が虹ヶ咲らしく、スクールアイドルらしくて好きです。なんかもうこの辺になるとギャンギャンに泣き崩れてた記憶しかないです。
22. 友 & 愛
愛さん良かったな...って思ったライブのアンコールで愛さんのソロ来てマジで嬉しかったですね...ここからのセトリが完全に俺を刺しに来てて最高でした。
23. First Love Again
璃奈ちゃん良かったな...って思ったライブの(以下略)泣きました。
24. 声繋ごうよ
好きなメンバーの好きな曲しか来ない。神奈川DAY1のアンコールは本当に大当たりでしたね、私にとっては。声繋ごうよで他のメンバーも出てくるのは解釈一致です。
25. TOKIMEKI Runners
初めて現地参加したライブで浴びる始まりの曲......!!!言葉にできないくらいの感動で大泣きしてしまいました。(まあ、このツアー4公演全部でやってるんですけどそれはそれとして)押さえるところちゃんと押さえてくれてて嬉しかったです。
さすがに何度も見てきたからこの曲は全部知ってるんですよ、振りもコールも全て。頭で考える前に身体と心が反応してくれて最高でしたね。あとはもう感情を爆発させて全部ぶつけることができました。ありがとう虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。
5年半の月日を走り抜けた"ランナー"を卒業しておよそ1年、ついに"𝑻𝑶𝑲𝑰𝑴𝑬𝑲𝑰 𝑹𝒖𝒏𝒏𝒆𝒓𝒔"に成った
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 13, 2024
26. 恋するMagic!!
あー、ヤバいの来ちゃったねこれ。ここでDiverDiva引けるとは思ってなかったんで、もはや"運命"ですかね....村上奈津実さん、好きです。
27. わちゅごなどぅー
AqoursやLiellaの現場でもよく流れてたやつその2。これも振りコピとコールがめちゃくちゃ楽しい曲。ランガ界隈から流れついた亡霊視点で言うとサビ前の「位置についてよーいドン!」に並々ならぬ感情が爆発しました。
最後のMC
怒涛のアンコール連続歌唱を終えて最後の挨拶。みんな良かったんですけどやっぱ田中ちえ美さんの挨拶が心に残りましたね。それから林鼓子さんがべーって出てきてバーンって明るくてウオォーってなって爆竹みたいなクソデカクラップも炸裂してて良かったです。
MCでしばしば発動する🈁のクラップ👏がデカすぎてウケるという話、冷静に考えてみるとヘッドセットマイクを使ってる虹ヶ咲だからこそ観測できる現象なんだよなとなっている
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 14, 2024
他のライブだとハンドマイクかスティックを持ってることが多くて両手が空いてない
彼方ちゃんにも幸せになってほしいと願う鬼頭明里さん、歩夢も本当はみんなのことが好きなんだと代弁する大西亜玖璃さん、この辺のキャラとキャストの関係性が垣間見えたのも嬉しかったです。
28. OUR P13CES!!!
"ニジガク with You"あなたと作る新曲、というコンセプトのこの曲は歌詞にメンバーの名前が入ってるなど特別な1曲であることが伝わってきて良かったですね。ここまでの楽曲以上に12人のフォーメーションワークが華やかで、レベル7から見ていてもちょっと驚くくらいに綺麗に揃ったダンスを見られました。ステージ上段のマンション部分も使った立体的なフォーメーションも見事でした。
OUR P13CES!!!の2サビ終わりの「幸せがやってくる 次は君の番だ」のタイミングでちょうどスクリーンに林鼓子さんが抜かれてたのが、なんだか個人的にすごく刺さって俺に向けてのメッセージなんじゃないかと錯覚してしまうくらい心に残った
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 13, 2024
29. SINGING, DREAMING, NOW!
NEXT SKYのエンディング曲。もはや説明不要、最高のライブの締めにこれ以上ふさわしい曲はありません。アニメで観てきたもの、今回のライブで観たもの、この日に至るまでに自分自身が辿ってきた道のり......それら全てを思い出しながら歌詞を噛み締めるように聴くことができました。
終演
全ての楽曲の披露を終えて客席に向けて挨拶するキャストの皆さん。私も心の底から出た「ありがとう!!」を全力で叫んでしまいました。鳴り止まない拍手とともにハケていくみんなの表情がとても素敵でした。
終演のアナウンスが流れてこれで終わり...かと思いきや会場が突然暗転して、ビカビカのレーザー照明とともに流れてきたのはあの曲のイントロでした。
30. 繚乱!ビクトリーロード(規制退場ver.)
ビームサーベルを持った謎のおじ...お兄さんがステージ登場。以前から噂に聞いていた規制退場ニキを初めて見ることができました。そして歌い出す繚乱の替え歌。
「ヤッホー皆さんお待ちかね!規制退場の時間だよ!」
や、悪ふざけが過ぎるだろ。でも自分こういう全力のおふざけ大好きです。この日のライブで1番光ってたんじゃねえか?と思うくらいゲーミング照明もレーザーも全力で大暴れしてて爆笑しました。
「勝手な行動\NONONO!/ しゃーんとしなきゃ\損損損!/ 完璧主義の\規制退場!/」
「帰りの道は\間違えない!/ 出口へお進み\お願いします!/」
「Kアリーナ横浜(ここ)から帰るには 横浜駅か \新高島!/」
↑初見の曲なのにだんだんコールが揃ってきてたのも笑いましたね。
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そんなこんなで本当の規制退場が始まり、レベル7のロビーに出ると併設のバーも営業していて、爆音で虹ヶ咲楽曲が流れるアニクラと化してたのも良かったですね。自分はこの後知人のオタクと合流できまして、軽く飲んで感想戦やってから帰ることができました。帰りの動線がアレというのも噂に聞いてたほどではなく落ち着いて駅まで行けましたし、最後まで楽しい1日でした。
運良くオタクと合流できたので、軽く1杯やって帰ります
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 13, 2024
新年早々最高のライブです pic.twitter.com/aniA1TRiFV
まとめ、その他感想
いやあ良いライブでしたね。全体を振り返って、本当にセトリが良かったと改めて思います。なんなら序盤のRequest for U→私はマグネットのあたりで「あっ、これが見れたら俺もう元取ったわ」くらいの感覚でした。予想外のHappy Nyan! Daysまで聴けてもはや実質タダくらいの価値が返ってきましたね。
あとはFeel AliveとかGo Our Way!とか...が強く印象に残りました。やっぱり「NEXT SKY」を観にいったこと、あのタイミングが(そこに至るまでの諸々の感情の動きも含めて)自分にとっての大きなターニングポイントだったので、NEXT SKY関連の楽曲に並々ならぬ思いが溢れてきました。
ここまでで書きそびれた感想ですが、まず「ソロ曲1曲ごとに客席のペンラが一斉に切り替わること」これだけでも迫力があり軽く感動しました。(オタク1年生みたいな感想)会場外ののど自慢大会から感じていたことですが、虹ヶ咲の現場はアニメ好き・声優好き・キャラ好きなど推しも出自もバラバラなオタクたちが集まっている感じがしていて、そんな彼らがいざライブが始まるとひとつにまとまって声を張り上げている...そんな独特な一体感に感動しました。
虹ヶ咲現場のアニメ好きもキャラ好きも声優オタクも全部ひっくるめて誰を何を追って来たかバラバラな人種が集まってる雑多な感じが、ちょっとプリティーシリーズ界隈の雰囲気に似てて良いなって思った
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 16, 2024
ただし男女比だけは決定的に違ってた
大元の虹ヶ咲のコンセプトとして「部」ではなく「同好会」であること、それぞれの目指す方向があって切磋琢磨しながらソロでスクールアイドルしているという構造が最近は私と周囲のオタクの皆さんとの関係性に近いものがあるなと考えています。オタクはみんな1人で好きなものを追っているからオタク、だけど1人じゃないから時に背中を押したり支え合って頑張れるものなんだと思います。
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今までAqoursやLiellaを中心に見てきたオタクの感想として、これらの「ひとつのグループの全員がほぼ全編を通して出続けるタイプのライブ」と比較して虹ヶ咲のような「ソロ中心で次々に入れ替わりながら進むライブ」はやっぱり曲と曲の間が少なくて全体のスピード感が気持ちよかったです。その反面で、キャスト1人当たりの出番が少なく感じるという欠点がある......ように思っていたのですが、今回のライブに限って言えば決してそんなことはなかったです。むしろ全員の見せ場をバランスよく見ることができて、それぞれの魅力がしっかり伝わってくるライブになっていたと思います。まあほぼフルコーラスのみで29曲もやってますから当然の結果でしょうか。大満足のライブでした。
それからもうひとつ実感するのは、やっぱりAqoursや虹ヶ咲といった作品やグループにおいて「コンテンツの物語や立ち位置そのものを一歩先のステージへと進めるライブ」というのは、それを構成するメンバー全員が揃った単独ライブでなければ実現できないんだと思います。今回の6thライブでにじたびやフェスとの最大の違いはここにあったと思っていて、今ここにいる全員で前に進んでいくんだという強い意志と推進力を全身で浴びることができました。これが体感できるライブというのは世の中にもそうそう多くはないと私は考えています。
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キャストもキャラも全員どの人からもそれぞれの魅力に触れることができて良かったなと思うのですが、やっぱり最後に振り返っておこうと思います。私が虹ヶ咲に来たきっかけになった林鼓子さんのことを。
初めての専用曲チェリーボム、せつ菜さんと鼓子さん両者の持ち前のパワフルさを真っすぐに表現した魂の熱唱は本当にお見事でした。レベル7の天空席から見てるのにステージ最前の目の前で歌われているかのようだったという感覚は、それなりにいろんなライブを見てきた私でも初めて味わったかもしれません。ソロ曲だけでなくユニット曲や全体曲でも、ダンスのステップやキックの振りといった"足技"のキレ、フォーメーションを移動しながらの歌唱でも発声にブレがない体幹の強さなどにはランガ時代に見てきたライブと同等かそれ以上のものを感じました。
この1年間の彼女の大躍進にはもう、言葉にし尽くせないほどの感情が溢れています。でも、まだまだ多くの人に林鼓子さんのことを知ってもらいたいと思っています。現在の活躍はもちろんのことできればランガやプリチャンやWUG新章といった過去の作品群にも少しでも興味を持っていただいて。「知ってもらえば必ずみんなが好きになってくれる」とは知人のオタクの言葉を借りたものですが、私もささやかなファンの1人としてそう思っています。それと同時に、まだまだニジガクでは駆け出しの編入オタク1年生(※浦の星と結ヶ丘で留年中)である私自身ももっと深く虹ヶ咲とそのキャストメンバーのことを知っていきたいと思っています。
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虹ヶ咲6thが終わって今後の私の予定は20日のスクールアイドルミュージカル特別公演と、28日にLiellaやMyGO等々を見にリスアニライブに行きます。Liella5thライブが始まってユニット甲子園や蓮ノ空2ndも予定されていて、今年もオールラブライブ的に濃密な1年になりそうです。虹ヶ咲の先の展開も発表されましたし、またどこかで皆さんに会えることを願っております。ありがとうございました。
余談
手が滑った pic.twitter.com/QRswQghOUz
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) January 15, 2024
村上奈津実さんのチョクメはいいぞ。
以上。