オタクの備忘録

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Liella!1stライブツアー愛知公演Day1 -初現地感想-

2021年12月11日。Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~愛知公演Day1に参加してきました。テレビアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」第1期の放送が終わって10月末から始まった全10都市20公演にもなるライブツアーの7箇所目、公演数にして13番目の公演で念願のチケットがようやく当選して現地参戦できました。

 

 

長きに渡ったコロナ禍を越えての久しぶりのライブ遠征、(というのはウソで2週間前に別件で仙台行ってきたばかりですが)今回1泊2日の旅程では名古屋在住の友人と久しぶりに会ったりテレビアニメ「やくならマグカップ」の聖地・岐阜県多治見市に遊びに行ったり超絶旨いひつまぶしを食べたりなど名古屋旅行を思いきり満喫することができました。その辺りの話は一旦置いといて後日書くかもしれませんが、今回はLiella!ライブについての感想のみを書ける限り書いていきます。セットリストとかもしっかり書いていきますので一応ネタバレにはご了承願います。

 

「ところでお前はどういうオタクなんだ?」という方がいらっしゃいましたら、アニメの感想なども過去のブログに書いてますのでよろしければどうぞ。↓

ラブライブ! カテゴリーの記事一覧 - オタクの備忘録

 

※なお今回の感想ブログ、勢いで書き上げたのでちゃんと読み直すことができていません。誤字脱字ほかおかしなところが多々あるかもしれませんがどうか温かく見守ってください。

 

 

まず始めに結論から

率直な感想として「来て良かった」、これに尽きる素晴らしいライブでした。それだけだといつもじゃないかと怒られるかもしれませんが、「もっともっと多くの人に見てもらいたい」「自分自身もこの先のライブをもっと見てみたい」と思うような希望溢れる力強いライブでした。だからこそこうして感想文のひとつでも残しておかねばと帰宅直後からパソコンを開いているところでございます。最初の群馬公演から始まって配信でもリアルタイムやアーカイブで何度も視聴してきたライブですが、初めて生で観たLiella!は本当に凄かったです。

 

結成1年目のユニットが作り上げる1stツアーとは思えないほど、という次元を2枚も3枚も上回る高い次元のライブパフォーマンスを浴びることができました。メンバー全員が明らかにCD音源を超えてくるほど表現力抜群の力強い歌声と、ステージを広く使ってキレの良さを見せつけるダンス。配信でも観てきた一瞬一瞬の表情から指先に至るまでのこだわりを感じられる、総合的なパフォーマンス技術の高さを生で観て改めて驚かされました。そしてアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」の世界観を丁寧になぞりつつその解釈をより大きく広げてくれるようなセットリストと演出が乗ってくるわけです。合間合間のMCなどから見られるメンバーの個性やユニットとしての雰囲気も非常に良かったです。

 

会場について

今回の会場は「日本特殊陶業市民会館フォレストホール」。名古屋市内、金山駅から徒歩5分というアクセスの良い会場でした。当日泊まったホテルも徒歩数分の近くを取れまして、近隣には飲食店やコンビニも多かったので便利で良かったです。ホール前は広場のようにひらけていて、物販待機勢も難なく並ぶことができていましたね。私は事前通販と会場受け取り予約のおかげで並ぶこともなくお目当てのグッズを入手。こういうシステムが導入される良い時代になりました。余談ですが、物販列や実際の客席の様子を眺めたときに、若いファンだけでなくオッサン私より歳上の人たちも割と多いように見えました。Liella!が幅広い層に受け入れられてるんだと思って嬉しくなりました。

 

 

ホール内の座席数は約2200席。天井が高く1階席から4階席まである構造が特徴的な会場です。そして今回の私はなんと4階席を引いてしまいました。位置は下手側、Starlight Prologueで言うとメロングリーン担当。入場したときの第一印象は「近い!!!天井が!!!!!!でもステージもそんなに遠くない!!!!!!」でした。(元々Aqoursでメラドのスタンド上段とか経験してるので距離については何も怖くないのですが。)そしてライブが始まると、この斜め上方から見下ろす視点が抜群に良かったです。5人のフォーメーションの移り変わりが手に取るように観られたのと、ステージ床に映る照明やメンバーの影をとても綺麗に観ることができました。1階席にいるファンたちが光らせるブレードの様子もよく見えたのが現地参戦の良いところですね。更にツアー初の4階席に対する爆レスを浴びられたので、ガチで神席でした。たぶん伊達さゆりさんと目が合いました。本当です。

 

このツアーは概ねここと同規模のホール会場ばかりであり、アリーナ級ドーム級のライブが多い最近のラブライブコンテンツの前例・人気を考えると小さすぎる会場に思えるのですが(事実、キャパ不足でチケ倍率が跳ね上がっている)、実際にライブに参加してみてホール会場でツアーが開催されたことの意味を実感しました。まず、ホール会場は音響面の条件がとても良いです。楽曲の良さと5人の生歌の力が存分に発揮されているのは音楽イベント・コンサートに特化したホールだからこそでしょう。それから、ステージと客席の近さも大きな強みです。今回のような4階席や最後列の席であっても遠すぎず、ダンスや目線による表現などがしっかり伝わります。また、観客側としても演者から見えている実感が強いためライブに対してより真剣に向き合えるという効果があると思います。会場全体の一体感を高める意味でホール会場はとても優れているんじゃないかと思いました。

 

開演直前の雰囲気と冒頭映像

会場内のBGMではDancing Heart La-Pa-Pa-Pa!のインストが流れていましたね。開演前から盛り上がるクラップの音に心打たれました。これ以降も要所要所で鳴る大きな拍手から、会場全体のファンの熱意を感じて素晴らしい現場だと思いました。ステージセットには左右5個ずつ合計10個の星型のライトが設置されてましたが、開演ムービー中に10個のうち7個が点灯していることに気付いて震えました。(過去の配信では気付けなかったが、愛知公演がツアー7箇所目の会場であるため。)ツアーが進むにつれて日本地図に星のマークが増えていくのもすごく良い映像ですね。私が愛知に来たのはたまたまここだけが当選したからですが、それすら私にとっては運命のように感じました。

 

(心の中では「北斗七星じゃん・・・確定演出かよ・・・」ってなってました。これの1個前にアップしたブログ参照。)

 

01. START!! True dreams

1曲目はアニメのOP主題歌から。メンバーが登場してからすぐ、先述した斜め上方からの視界が抜群に良いということに一瞬で気付いてめちゃめちゃテンション上がりました。アニメ本編の映像ととも歌われる主題歌というのがシンプルに良いんですよね。ここに至るまでの多くの想い、いろんな感情が湧きあがって1番サビに入る前にはもう泣いてたような気がします。ありがとうNHK Eテレ、ありがとうLiella・・・

 

最初に注目したのは暫定推し認定の澁谷かのん役・伊達さゆりさん。メンバーの中では最も小柄であることが知られていますが、生で見たら想像の2割くらいしかない大きさで本当に小柄でした。しかし、それを補って非常にパワフルなエネルギーに溢れていて、他のメンバーに劣らないダイナミックなダンスが見られて衝撃を受けました。歌唱力の高さが注目されがちな方ですが、ダンスも凄かった最高のセンターです。他のメンバーも含め、1曲目からとにかく圧倒されるステージでした。

 

02. だから僕らは鳴らすんだ!

イントロのクラップが特徴的な楽曲。綺麗に揃ったクラップ音が響き渡り、この時点で会場全体がひとつになっていました。運動量の大きい振り付けとフォーメーション変化もすごい曲ですね。一糸乱れぬ統率を見せながら、全員が本当に楽しそうな笑顔を見せているのが素晴らしいです。

 

間奏部分の煽りは唐可可役・Liyuuさんが担当。この後のクーカーでもそうですが、伊達ちゃんと並んだときの長身が映える方ですね。ライブ全体を通して歌もダンスも安定感が優れていると思いました。MCで見られる独特な感性や雰囲気もすごく良かったです、というかめちゃくちゃ面白かったです。中国出身の方なのに日本語の挨拶、心を打つような言葉選びが本当に素晴らしかったです。

 

最初のMC

まず冒頭2曲をこなした直後でもほとんど息を切らしていないのがすごいですね。メンバーの中で「名古屋に来たことはある?」という話題にはまさかのLiyuuさんのみが該当。そこからご当地グルメひつまぶしやみそカツなどの話題に。兵庫出身の岬なこさんは子供の頃に名古屋来たことがあるらしい?でも記憶にはないらしい。今回の来訪で先にみそカツを食べたメンバー・まだ食べてないメンバーの話、こういうワチャワチャした感じも大好きですね私は。それから、トークの合間に2~3人ずつがスッと舞台後方に下がって給水してるのも流れを切らない自然さがあって綺麗でしたね。配信では確認できませんでした。

 

この辺りから私は双眼鏡をフル活用し始めるのですが、とにかく全員顔が良い(語彙力低下)ですね。お決まりのメンバー自己紹介も初めて生で拝見。定型の挨拶ながらも既にこれを使いこなしてる様子で、細かいアレンジを加えてくるのがとても良いです。声が出せないライブだからこそという感じもしますね。ブレードのクゥクゥカラー=パステルブルーは一瞬で出せないとLiyuuさんに怒られるらしい。(1回目)(好き)

 

03. 未来予報ハレルヤ!

アニメ第1話から挿入歌。伊達ちゃんから始まる歌い出しに、ピンク色の照明で桜並木を表現していたのがすごく良かったですね。段差付きのステージを使って5人がバラバラの立ち位置に広がるのもアニメの再現として素晴らしいです。そしてまたアニメとの振り付けや表情のシンクロもお見事。「ラブライブ!スーパースター!!」のタイトルが出てくるのもライブ序盤の楽曲として完璧ですね。世界観にグッと引きこまれる感じがしました。

 

04. GOING UP!

伊達ちゃんのソロで披露された1曲。先述の歌声の力強さとステージを広く使ったダイナミックなダンスが映えました。歌唱に対する技術の高さだけでなく生まれ持った声質も良い、これぞアニメ声優のライブであるというところを強く感じられました。この曲を含めシングルのカップリング曲がいくつか出てきますが、アニメ本編には登場しないながらもライブのセトリに組み込まれることで物語の繋がりを感じるものになりました。

 

(アニメ第2話時点での感想、叶ったぞ・・・)

 

05. 1.2.3!

歌唱メンバーは伊達さゆり・Liyuu・岬なこの3名。配信ライブではサビの「1、2、3!」に合わせて切り替わるカメラアングルもキレがありましたが、今回はそこも含め全体を見ることができました。全体的に振り付けが大きくて、フォーメーションもかなり大きく動いている曲ですね。

 

ラブライブシリーズのアニメでよくある「急に歌いだすやつ」がミュージカル的な演出だとよく言われたりしますが、ここの2曲もミュージカル/舞台的な要素を感じるような、物語が乗ったステージに見えました。これすなわちラブライブ!という概念そのものなんですよね。

 

06. Tiny Stars

やっぱ第3話なんだよなあ・・・(号泣)幕間にアニメ本編映像+専用衣装に着替えて本編曲を再現披露。Aqours現場でも幾度となく殴られてきたオタク確殺パターンだ・・・

 

背景となるストーリーや歌詞がすごく好きなのもそうなんですが、生のライブでより心に突き刺さる1曲になりましたね。澁谷かのん&唐可可のクーカーコンビが伊達さゆり&Liyuuで良かった、心からそう思うステージです。劇中の「周りにいた人々がペンラを灯して応援してくれたこと」にも説得力が出たなと、現場の空気で実感しました。

 

07. バイバイしちゃえば!?

変わって千砂都・すみれコンビが登場。雰囲気を切り替えるのにふさわしい曲ですね。サビの振りコピが楽しかったです。

 

この曲と続く常夏サンシャイン、この辺りから嵐千砂都役・岬なこさんにも注目するようになってきたような気がします。なんと言ってもダンスのキレが圧倒的で、キャラ設定にも負けない超スペックの持ち主だと思います。伊達ちゃんと同等以上のダイナミックさに、それを上回る振り付けの精密さとキレが加わったような感じ。曲によっては男性アイドルのダンスのような力強さやカッコよさすら感じました。表情の豊かさと楽曲の表現力も素晴らしいですね。

 

08. 常夏☆サンシャイン

スーパー楽しい1曲。劇中の千砂都加入エピソードに沿ってかのん・千砂都を軸に据える構成も良いんですよね。全力の振りコピで汗だくになって完全に夏だった。岬なこさん、ソロダンスとラストの超ロングトーンを生で浴びて最強になりました。ここまでマリーゴールドを中心にブレード振ってた私がピーチピンクを振り上げた瞬間でした。

 

「リエラのうた」

ここで「リエラのうた」セクション。ライブ全体として緩急が付く良い構成に思います。今回は以下の3曲とメンバー。

09. Primary(澁谷かのん・葉月恋)

10. Ringing!(唐可可・嵐千砂都)

11. Dears(平安名すみれ・葉月恋)

歌に乗せられる表現力の高さ、個々のメンバーが持つダンスのしなやかさが味わえるセクションでした。白1色の衣装も可愛らしさと美しさがありますね。特にペイトン尚未と青山なぎさの2人が並んだ姿を見て「絵画だ・・・"芸術"じゃん・・・」って思いました。もう美術館に展示されてほしい。

 

前回の福岡公演から2人ずつで歌われるようになったとのことで、組み合わせによって表現パターンが広がった感じがしました。「リエラのうた」はアニメ本編とは異なる世界観ですが、本編では見られないキャラクターたちの内面が掘り下げられてるような気がします。

 

12. 瞬きの先へ

「葉月恋に送られるメッセージソング」と言えばいいでしょうか。青山なぎささんが葉月恋を演じている意味がここで分かったような気がします。ソロダンスの美しさと力強さに目を奪われるところです。高音域の伸びも綺麗でした。

 

13. Wish Song

やっぱりラブライブ!スーパースター!!第8話「結ばれる想い」なんですよ結ヶ丘高校の物語は結ヶ丘高校で結ばれるというのが、ラブライブラブライブでありスクールアイドルの物語であるところでしょう。

yonepon-wake-up.hatenablog.jp

 

Wish Song、CD音源で曲単体を聴くとそこまででもないように思っているんですけども、物語が乗った瞬間に凄まじい威力を発揮するのがこの曲の凄いところだと思います。5人の円陣、結ヶ丘女子高等学校スクールアイドル部が結成される場に立ち会うためにライブ会場まで来たと言っても過言ではありませんね。星型に手を繋ぐフォーメーション、4階席から見下ろす視点で綺麗に見られて本当に良かったです。

 

中盤のMC

Wish Songとリエラのうたの振り返り解説ですね。メンバー同士の褒め合いタイム大好きです。クゥちぃのRingingはカワイイ100%、私もそう思います。長すぎず短すぎずテンポの良いMCで次の曲へ行く流れがグッド。ライブはここから後半戦へ。

 

14. ノンフィクション!!

アニメ第10話から平安名すみれセンター曲。その平安名すみれ役・ペイトン尚未さんのギアが上がるのがはっきり見えました。Aメロ辺りの低めの音域がめちゃめちゃ良い声で好きです。1曲通しての表情の作り込みとカメラがアップになる時のキメ、完璧なウインク、キレのあるダンス、とても丁寧なステージングに感じました。ショービジネスの天才・すみれセンターのノンフィクションで地区予選を突破したというエピソードに深い説得力が出るものでした。

 

15. Day1

愛知公演Day1のDay1。「いつだって思い立ったらその日が始まりのDay1」という歌詞が、7箇所目でようやく現地に来ることができた自分に刺さります。スクールアイドルLiellaが可愛いだけじゃなくカッコいい面も持っていることを見せつけるような雰囲気の曲ですね。段差の上下を組み合わせた立体的なフォーメーション運びも見事。ペイちゃんの長髪を振り乱すような全力のダンスと落ちサビの力強さにも圧倒されました。振りコピも合わせてめちゃくちゃノレる曲、アニメ本編外の曲で言えば今のところこれが1番好きかも。

 

16. Dream Rainbow

歌詞が良い。それから5人の声の良さがとてもストレートに乗る曲だと思います。大きな虹を架けるようなサビの振り付けも良い。ライブ終盤、ここで伊達ちゃんがセンターポジションに戻ってくるのも良いですね。やっぱりこの娘がLiellaの中心なんだと改めて思いました。

 

17. 私のSymphony

第11話「もう一度、あの場所で」。かのん推しが死ぬやつ。満員のライブ会場でかのんソロを聴くというシチュエーションがもうダメ。ソロを見守る4人の心境にも重ねて見ちゃう。嗚咽を抑えてグスグスいわせながらなんとか見届けることができました。メンバー全員の想いがとても強く乗った、ライブならではの歌い方に聞こえました。

 

18. Starlight Prologue

アニメ第12話「Song for All」の映像を挟んで衣装替え。放送直後からセリフを暗唱できるほど何度も観返したエピソードですが、ライブ会場で観るのは雰囲気が異なりますね。学校から会場へ向かう光の道のシーンを、会場一体となってブレードの光で再現できたのが印象的でした。そして客席はアニメを再現した5色の色分けでスタンバイ。私も自分の持ち場となるメロングリーンを灯しました。

 

披露された楽曲にはもう何も言うことはない(何も言えない)のですが、5人の表情がとても良かったのが印象的です。心理的な意味で、アニメの5人とキャストが重なったような感じがしました。

 

終盤のMC

まずはブレード色分け芸についてのコメントですね。4階席まである会場ということでまた違った景色が届けられたんでしょうか。また、岬なこさんのコメントでDay1やノンフィクションの振り返りまでしてくれたのが嬉しいですね。あのセクションがめちゃくちゃ楽しいというのは本当にその通りだと思います。「なんかもう...来て良かった」という言葉も聞けて、心の中で「俺も!!!!!!」って叫びました。ブレードを使った無言のレスポンスも、今この時代のライブだからこそ見られる景色だなあ、って思います。

 

19. 未来は風のように

ほぼ毎週のペースで感動させられてきた、アニメ12話分の想いがここで溢れて号泣してしまいました。ED映像の動作に合わせたような自然な振り付けが曲に合っててまたいいんですよね。

 

ライブ遠征終わって帰る新幹線の中でもこの曲聴いてガチで泣いてしまった・・・CD音源でもイントロでクラップが聞こえる身体になってしまった・・・

 

アンコール・幕間映像

ユニットとプロジェクト全体のこれまでの歩みを振り返るような映像。こういうのほんと泣いちゃうからやめてほしいわ(やめないで)。BGMで流れてる劇伴も良すぎた。1stシングル始まりは君の空、そしてアニメに繋がる流れ。改めて考えても本当に凄いプロジェクトなんですねえ・・・

メンバーからのメッセージ映像、最後にはなぎちゃんが「愛チーズ!」(愛知で写真を撮るときのオリジナルポーズ)を披露する小ボケにも笑わされました。それをすぐ回収する他メンバーの瞬発力もお見事。

 

20. 始まりは君の空

アンコール1曲目。無観客配信のリリイベで観た、Liella!の始まりの曲に私もようやく生で対面することができました。アニメPVとシンクロした振り付けがシンプルに良いですね。改めてじっくり観てみると、最初の1曲とは思えないほど複雑なフォーメーションの動きをしていることに驚きました。また、専用衣装のパーカーを2番サビ前に脱ぎ捨てる演出も特徴的ですね。私も首にかけていたマフラータオルを衣装パージのタイミングに合わせて座席に投げ捨ててみました。エモかったです。

 

21. Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!

畳みかけるように続く元気な楽曲。アップテンポで激しく動くダンスを、ライブ終盤でも安定して踊れているスタミナに感動しました。余裕すら感じる軽快なダンスで、5人で揃えるところもピッタリ揃っているのがすごいです。カメラアピールの表情まで完璧。

 

最後の挨拶

ペイトン尚未さんの挨拶。本当に楽しいライブで時間があっという間だという感想、私もそう思います。幕間映像で流れた「愛チーズ!」のくだりについて言及。「これでザ・チャラ、デス」とLiyuuちゃんの真似をする場面も。Liellaの5人はご覧の通りの仲良しだが「ファンの皆さんとももっと仲良しになりたい」「みんなでひとつの物語を作れる仲間になりたい」との言葉、とても良かったです。

 

Liyuuさんの挨拶。客席のブレードの色に「早く変わってください」との相変わらずの厳しいお言葉で笑いました。ブレードの波を起こそうとしたが、右側の2人に先を越されてご立腹の様子めっちゃ可愛かったです。名古屋には以前にも来たことがあったが、今回はLiellaメンバーとファンの皆と一緒に来られて嬉しいとの感想。これからもみんなとずっと一緒に...一緒に...アァ~..アァ??という感じで急に日本語がうまく出てこなくなり、それでも懸命に絞り出そうとする言葉に心が温かくなりました。

 

伊達さゆりさんの挨拶。「どうやったら、もっと皆さんを感動させられる歌を届けることができるんだろうか、最近ずっと考えている」との話で、涙(心の汁)が零れてしまいました。本人の苦労がにじみ出ている姿で、私ももらい泣きしてしまいしました。もっともっと成長していきたいが時間がかかりそうです、とのこと。これから先ももっと熱く応援していたくなる挨拶でした。デビューから1年足らずの19歳とは思えないほどの頼もしさがありました。単推しです。

 

岬なこさんの挨拶。ツアーで初めての4階席の存在に言及してくれました。「私たちと出会ってくれてありがとう」という言葉に泣きました。メンバーとファンで共有した楽しい気持ちを、持って帰っていろんな人におすそ分けしてあげてくださいとのこと。「Liella、ええんやで」みたいな。最後の「おりゃー、おりゃー、えびふりゃー!」の可愛いかけ声に全部持っていかれました。挨拶全体を通して、とても優しくて素敵な笑顔だったのが印象的な方でした。好きです。

 

青山なぎささんの挨拶。ライブ前に4階席に行ってみたら本当に高いところで怖いくらいだったとの話。またしても4階席へのファンサありがとうございます。「ライブって良いですね」という率直な感想も。特にアンコールのときの盛り上がり、ブレードの振り方が嬉しいらしい。ツアーが続く中で「ライブのある週末2日間が毎週毎週楽しい」という言葉、頼もしいです。もしまた愛知に来る機会があれば「愛チーズ!」をまたやりたいらしい。美人が笑顔で面白いこと言うのほんと強いっすね。

 

22. この街でいまキミと

オーラスにふさわしいこの曲、ライブツアーで各地を回りながら歌われることに強いメッセージ性を感じる曲名と歌詞が印象的です。楽しかった1日を締めくくるような、優しくて少し切ない歌にこの日1番泣いてしまいました。最後の一瞬までブレのない歌声と指先まで美しいダンスに、このメンバーが積み重ねてきた濃密な努力を感じました。素晴らしいライブでした。

 

終演

2時間半以上におよぶ大満足のライブがこれで終わりました。冒頭にも結論を述べましたが、メンバー5名のパフォーマンスレベルの高さに終始驚かされる力強いライブでした。それから会場に集まったファンの雰囲気も良かったです。終演後に会場の外へ出たとき、周囲のファンたちがみんなマスク越しでも分かるくらいの笑顔で幸福感に溢れていたのもとても印象的でした。本当に良い現場だと思います。

 

ツアーはこの後12月17日18日に千葉公演、25日26日に福井公演、そして年明け1月8日9日に千秋楽の宮城公演が控えておりまして、どの公演でも有料生配信(アーカイブ有り)が実施されます。まだLiella観たことない方にも自信を持っておすすめしたい、ぜひ一度観てもらいたいライブです。(おすすめはラストの宮城公演。宮城に縁のあるオタクなら会場は知ってる人も多いかもしれない、仙台サンプラザホールです。)

lovelive-anime.jp

 

残念ながら現地のチケットは入手が絶望的なのでここから先は私も配信で追いかけるつもりですが、1stツアーの後はツアー追加公演と2ndライブの開催が既に予定されております。その他には大晦日にはラブライブシリーズ合同のカウントダウンライブも開催。そしてアニメ第2期の製作も決定しています。まだまだ大きく成長し飛躍することが期待される新星、Liella!の輝きをこれからも応援していきたいと思います。

 

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