オタクの備忘録

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「声優女子4人LIVEゆるシェアルームへようこそ」ライブ参加感想

2022年5月14日(土)LINE CUBE SHIBUYAにて開催の

歌う!声優女子4人LIVE ゆるシェアルームへようこそ!〜渋谷公園通り〜」というライブに参加してきました。

 

私が今まで参加してきたイベントの中ではちょっと異色のもので、正直未知数な部分もありながら半信半疑のまま参加してきました。

結論から言うと期待を大きく上回る素晴らしいライブイベントでした。行って良かったです。

 

この週末は特に多くのイベントが開催されて盛り上がっておりましたが、他に引けを取らない熱い現場だったと思います。また、突然降ってわいた単発のイベントかと思いきや第2弾の開催も決定したとのことで驚きました。現地だけでなく有料配信に1週間のアーカイブが付いてるのもナイス。結局後から配信チケットも買ってしまいました。(23日まで観れるからみんな買ってくれよな)そんなわけで配信アーカイブを眺めつつ私なりの感想を書き残してみようかなと思います。

 

 

 

 

そもそもどんなライブなのか?

ライブタイトルは上記の通り。アニソンを中心にカバー曲やカラオケを含むライブパートと、ゆるい雰囲気のトークパートが楽しめるハイブリッドなイベントでした。出演者は新田恵海さん、飯田里穂さん、徳井青空さん、佐々木未来さんの4名。それぞれ共通するアニメ作品やユニット等で長く活動されてきた皆さんで、息の合ったライブパフォーマンスや仲の良さが溢れるようなトークの面白さも魅力的でした。

 

私は徳井青空さんの公式ファンクラブ「ぐーもる荘」に入会しておりまして、ファンクラブ会員限定の先行抽選が実施されたのでここでチケットを取りました。ソロのイベントではないのにFC先行があったというのも珍しいところ。徳井さん以外の3名の最近の活動についてはあまり詳しくない部分があったり、生のイベントで見るのが久しぶりだったりするんですけれども、逆に新鮮な気持ちで見に行けると考えて楽しみにしておりました。(以下、感想文が多少偏った視点になることをご容赦ください。)

 

 

今回のライブで特徴的だったのは、ただのカラオケではなく生バンド演奏が付くことと、セットリストの一部が事前に公開されたこと。これらのおかげでだいぶ期待度が上がりました。中でも私はラブライブミルキィホームズの曲が歌われることに特に注目していました。その他の楽曲も我々の世代にぶっ刺さるような名曲たちで熱いです。モーニング娘。LOVEマシーンとか。

 

※セットリスト予告。ライブ公式サイトより掲載画像を引用

seiyu-joshi.com

 

全体の雰囲気など

実際のライブは17時に開演して20時過ぎに終わる、トータル3時間の大ボリュームで非常に満足度の高いライブでした。トークパートでは4人のわちゃわちゃした面白さとゆるい空気感に癒され、ライブパートでは4人それぞれの特徴的な歌声が楽曲ごとの雰囲気に合っていて質の高いステージになっていました。声優歴で10年以上活躍してる人たちの歌とトークやっぱすげえな!って改めて思います。客席側も同世代以上で歴戦のオタクたちが多いのか、会場全体が終始優しく温かい雰囲気に包まれていたのが印象的でした。やはり生のライブ現場は良いものです。

 

会場のLINE CUBE SHIBUYA。初めて訪れましたが良い会場ですね。現在の建物は2019年に開館したばかりとのことで設備も新しくて綺麗でした。結構な広さがあって生バンドを含めた音響もかなり良かったです。渋谷駅・原宿駅近くでアクセスも良好。余談ですが現在の渋谷~原宿エリアはラブライブスーパースターの聖地でもあるので、オタク個人的にはこの場所で初代ラブライブμ'sの歌が聴けることにエモくなってました。(一方Liellaは別のライブへ行ってる日だったんですけれども。)もうひとつ余談ですが当日スノハレで折る用のUOを買うために渋谷のドンキに寄ったら、ちょうど店内でLOVEマシーンが流れてて笑いました。

 

↑原宿行ったついでにゲマズにも寄ってきましたの写真。

 

会場内、ステージセットもなかなか凝ったつくりで、曲に合わせて映像が流れる背景スクリーンとか照明演出が良い雰囲気でした。ステージ奥の方がソファやテーブルの置かれたくつろぎスペースになっていて、その横にはガチガチのバンドセット一式が並ぶというちょっと不思議な空間でした。前に出て歌っているメンバー以外はソファに座ってペンライトを振ったりして盛り上がっているというカラオケ方式も面白かったです。控えメンバーがはしゃいでる様子だけでも面白かったですし、知らない曲が来てもそのペンライトの色を参考にして色を変えればいいので分かりやすかったです。

 

ここからは実際のセトリをなぞりながら印象深いところを振り返っていこうと思います。

 

 

ライブ冒頭

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01. おジャ魔女カーニバル!!【全員】

(開演の挨拶)

02. タイムカプセル【新田】

03. KISS! KISS! KISS!【飯田】

04. DADADA☆はっく【徳井】

05. ようこそジャパリパークへ【佐々木】

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開幕から生バンド、4人全員歌唱でのおジャ魔女カーニバル!!でライブスタート。セトリ予告に入っていた1曲で、割といろんなところで歌われる定番ですけどやっぱ名曲ですよね。軽快なバンドサウンドが映えます。冒頭からトップスピードでテンションMAXです。

 

↑#ゆるシェアバンド の方が演奏動画を上げてくださっている・・・神

 

最初の衣装は一般的な私服っぽいオシャレな姿で、4人ともゆったりした雰囲気の派手すぎない感じが良かったです。ありがたいことに今回はほぼ最前のステージに近い席だったので(FC先行のおかげか?)手持ちマイクに入ってる色分けまでしっかり見れました。えみつんが赤でりっぴーが青、そしてそらまる黄色みころん緑という色分けなのが嬉しいところ。

 

 

最初のMCは4人の紹介と開演の挨拶。冒頭からこの4人ならではのリラックスした空気が流れててすげー良かったです。「ゆるシェアの主(ヌシ)」として紹介されたムードメーカーえみつんと、司会進行役に定評のあるエンターテイナーそらまるが並んでる安心感がすごかった。

 

続く4曲はカラオケ音源による歌唱で、それぞれの持ち歌や出演作キャラソン等のセルフカバーでした。細かいところですがライブ全体を通して「タイムカプセル」「D.C.」など、歌い出しで曲名と作品名がスクリーンに表示されていたのが偉いです。客席から声が出せない分、控えメンバーが適宜コールを入れてくれるのも良いですね。

 

いや、DADADA☆はっく譲崎ネロ CV徳井青空て!!!!

イントロで電流が走って(ダイレクトハック)気付いたら手持ちのブレードが全部黄色になってました。この時点でもう元取った。ようこそジャパリパークへもそうきたか~~~って感想でナイスな選曲です。みころんソロのジャパリパークっていうのも新鮮で良いですね。一面の緑が広がる大森林に癒される。(ペンギンの生息地って緑でしたっけ?)間奏部分で「ここは、ゆるシェアルーム!」と言ってくれるのもライブ向きで好き。ライブのタイトルにも「ようこそ」って入ってますし。

 

テーマトークとアニソンの話

テンションの上がった歌唱パートが終わってひと息、くつろぎスペースに4人並んで座ってのトーク開始。最近テンションが上がった事という話題では

りっぴー「天テレにもう一度出たいという目標が叶った」

そらまる「最近髪を切って、いろんな人に好評」(←ショートまるマジで似合ってますよ)

みころん「昨日行ったサウナでととのった」

えみつん「滝行に行ってきた」(←!?)

というそれぞれの話が聞けて面白かったです。

 

・えみつんの出身地、長野のスイーツの差し入れ

・クッションソファに埋もれて立てなくなったみころんで笑いが起こる

・そのクッションソファを片手で持ち上げて形を直す豪腕えみつん

・えみつんのヘッドセットマイクの位置を直してあげるそらまる

・お菓子を食べる様子をスマホで自撮り

......等々、終始リラックスした様子のいろんな姿が見られました。

 

物販紹介を挟んだあと、トークのテーマは「想い出のアニソン」へ。子供の頃はみんな世代的に美少女戦士セーラームーンが好きだったという話で大きく頷きました。みころんはジュピターが好きでえみつんはヴィーナスだったとか。俺はマーキュリー!!!!!

 

ここで説明タイム。ゆるシェアルームは「なんだか歌いたくなっちゃったな~」って言うと音楽が流れるシステム(笑)らしく、ピアノの生伴奏によって

ムーンライト伝説【佐々木・新田】

乙女のポリシー【飯田】

DANZEN!ふたりはプリキュア【徳井】

の3曲がそれぞれワンフレーズだけ歌われました。セトリに乗らない歌も聞けたのは嬉しいですね。ワンフレーズのみだったのがもったいないくらいの名曲たちです。

 

ライブ中盤

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06. トライアングラーマクロスF)【佐々木】

07. Butter-Fry(デジモンアドベンチャー)【飯田】

08. Don't say "lazy"(けいおん!)【徳井】

09. 晴れてハレルヤ(魔法陣グルグル)【新田】

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ひとしきり想い出のアニメやアニソンについて語ったあと、えみつんの「あ~~なんだかまた歌いたくなっちゃったな~~~」(2回目)で生バンドとともにライブ再開。ここからの4曲は各々が好きなアニソンを歌ったようなセクションですね。それぞれの歌唱と声が楽曲にぴったり合ってて最高でした。特にトライアングラーでは佐々木未来さんの美しいハイトーンが銀河に響き渡りました。デジモンOPにけいおんED、バンド映えする楽曲群が熱すぎてスノハレ用に準備してたUOを早々に折ってしまいました。予備も買っておいてよかった。

 

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10. サクラハッピーイノベーションD.C.Ⅲ)【新田・佐々木】

11. Hello, 星を数えて(ラブライブ!)【徳井・飯田】

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ライブ中盤の山場はデュオの2曲から。「(ペンライトの色は)満開の春の色が見たい」「ちょっと過ぎちゃったけど...だって枯れないんだもんね」という前フリからのサクラハッピーイノベーションに特大の拍手を送りました。オタクこういうの好き。この2人のデュオで聴けることがもう最高の1曲です。背景スクリーンに桜が舞ってたのも含めて完璧。

 

本人たちより多く歌ってると言われるくらい徳井さんの好きなラブライブ楽曲、ハロ星はついに飯田さんとのデュオが実現しました。Liellaの聖地で"星を数えて"っていうのも歌詞がぶっ刺さってエモいんすよ・・・同じ1年生ですし・・・降り注ぐ星を見ながらそんなことを考えてました。

 

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12. Snow halationラブライブ!)【全員】

13. 正解はひとつ!じゃない!!(探偵オペラ ミルキィホームズ)【全員】

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もはや説明不要、今回のライブ最大の目玉となった2曲です。これが生バンドで聴けたことに感謝。

Snow halationはもうイントロのピアノから鳥肌モノ。この曲を歌えることが嬉しいという気持ちが伝わってくるような、晴れやかな表情で歌い上げるμ'sメンバー3名。ここに加えて岩手県出身雪国育ちの佐々木さんが並んでいることにもまた違ったメッセージ性が生まれて良かったです。何回聴いても歌詞が良い

 

のブレードで埋めつくされた会場が眩しいオレンジに変わる瞬間、この落ちサビを新田さんではなく他の2人でもなく佐々木さんが担当したことには驚きました。ただ、これはこれで新しい解釈として良かったんじゃないかと思います。私個人の考察としては「完全版のスノハレは再び9人が揃う時まで温存したいから」「この場にいるのが"新田恵海"であり"高坂穂乃果"ではないから」などの理由が考えられました。これはただのオタク的想像なので、正解はひとつじゃないんですけれども。

 

スノハレからの正解。今この年になって開催されるライブとしては奇跡のようなセトリですね。ここだけ平成34年。スクリーンに表示された

ミルキィホームズ(2010年)

正解はひとつ!じゃない!!

の文字で泣きました。ミルキアンこんなに来てたのかっていうくらい会場全体の熱気が爆上がりしました。(実際ミルキィ装備のオタクいっぱい見かけたし俺もそう。)さっきまで普通にライブを楽しんでたお客さんたちがめちゃめちゃ跳びまくって踊り狂うバケモンになってて笑いました。分かりますその気持ち。みんなが踊ってる中での全力の振りコピ楽しすぎた・・・

 

かつての大探偵時代と寸分違わぬ歌声を聴かせてくれたそらまるみころんの安心感に加えて、原曲通りのパート分けを違和感なく実現させた「三森すずこCV飯田里穂」「橘田いずみCV新田恵海」のお2人もさすがでした。特にりっぴーの振り付け再現度が結構高くて熱い気持ちが伝わってきました。ただ本家の再現だけではなくこのメンバーならではの歌い方になっていたのも良かったです。2サビ前の「微笑み~笑顔のチカラ~♪」で自分を指差すえみつんさん、好きです。

 

ほぼ原曲そのままのぱわふるなミルキィらしさを残しつつ、今回ならではのバンドアレンジも音数少なめの中に絶妙な加減で大人っぽい雰囲気が乗っていて素晴らしい楽曲解釈を見ました。青空から夕暮れへと移り変わるような映像演出もよく合ってました。経験を積んできた素敵なお姉さんたちだからこそのちょっと大人なミルキィ、これぞ""エモ""。観客のコールが無いという制約もむしろ良い味になったかもしれません。ゆるシェアルーム、マジで来て良かったです。

 

(ここまでライブ前半↑)

(ここからライブ後半↓)

 

後半トークパート

怒涛の神曲ラッシュで死ぬほど汗だくになった後、4人が一度捌けてライブは10分間の休憩タイムへ。会場には事前に収録されたと思われる4人の休憩トークが流れていて良かったです。「年下なのに妹感がなくて頼れるお母さんだと思ってた」というそらまる→みころんに対する評価に笑い。みころん→そらまるはお姉ちゃんだと思ってたらしい。

 

休憩明けはまさかのパジャマ衣装で登場。足元も素足にスリッパ風なのが細かい。普通のライブでは見られないレアな姿に感動しました。(衣装は部屋着っぽいのに顔はライブ仕様のバッチリメイクというギャップも"癖"に刺さったかもしれん・・・)

 

トークパート最初は、この中で○○な人は誰?を指差す「印象ゲーム」のコーナー。

「1番長生きしそうな人は?」で指されたえみつんに対して

りっぴー「血管が強そう」みころん「足腰が強そう」という感想に笑い。

「自分が男だったら彼女にしたい人は?」はりっぴーが他3人の指名を独占する結果に。

逆に3人が男性だったらりっぴーは誰を選ぶ?という突然始まった対決では

みこお「車で送り迎えできる」とくお「堅実で無駄遣いしない(イケボ)」

えみお「死なない開けられないビンは無い」というアピールの結果えみつんが勝利。

握力がないのでどんなビンでも開けられるのは強いらしい。結論:男は握力

 

続いてのコーナーは「お絵描きしりとりゲーム」。しりとりが繋がるように1人ずつ絵を描いて次の人に見せて次の物を描いて、4人のしりとりが繋がれば成功というゲーム。

 

ゆるシェアの「あ」からスタートして徳井「」→新田「夕焼け」の絵を描いたところ、これを「景色のいい山」と読み違えた飯田さんが「マントヒヒ(?)」らしき芸術的な絵を描き、何これぇ~~??と困惑しながら「バケモノ」と読んだ佐々木さんが「飲み物」を描いてフィニッシュ。答え合わせの結果は失敗!!

 

と思いきや徳井さんの天才的頭脳が炸裂。「鮎→夕焼け→けもの→飲み物」と読めば繋がることに気付いて強引にゲーム成功。「けものはいても のけものはいない(ジャパリパーク)」で綺麗にオチが付きました。お見事!!

 

ライブ後半

本日3回目の「なんだか歌いたくなってきちゃったな~~」が発動。広い意味ではみんなほぼ同世代だから、という前フリから曲のテーマは「カラオケでよく歌う曲」に。バンドの皆さんも再登場。パジャマ衣装のままステージに立つ姿の面白さに笑いつつライブ再開。

 

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14. アゲハ蝶(ポルノグラフィティ)【徳井】

15. ひだまりの詩(Le Couple)【新田】

16. マリーゴールドあいみょん)【飯田】

17. 花束のかわりにメロディーを(清水翔太)【佐々木】

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個人的にはあまり馴染みのない楽曲もあったんですが、4人それぞれの声が曲にとても合っていて良かったというのがこのセクションの感想です。アニソンとはまた違った領域で、歌詞のメッセージ性も伝わってきて良かった。男性ボーカル曲を歌う徳井さんの低音域......やっぱ好きなんすよ............歌をじっくり聴かせるタイプのバラード系の楽曲が揃っていて、シンプルに4人ともめっちゃ歌上手いな!!ってなりました。率直な疑問なんですが佐々木未来さんソロ歌手デビューしないんですか??そう思ってしまうぐらい歌の力に撃ち抜かれました。

 

ソファに座って小休止。ここからトークテーマは「昭和歌謡」に。お母さんが歌ってて覚えたとか大人になってから聴いたとかのエピソードと楽曲を挙げつつ、ピアノ伴奏でのワンフレーズ披露でした。

 

木綿のハンカチーフ太田裕美)【飯田】
・ラヴ・イズ・オーヴァー(欧陽菲菲)【佐々木】
なんてったってアイドル小泉今日子)【徳井】
時の流れに身をまかせテレサ・テン)【新田】

 

いやいやフルコーラス歌ってくれよ!!と思うくらいの名曲揃いでワロタ。とにかく声が良すぎた。なんなら平成ソングよりもテンション上がるラインナップでした。ラヴイズオーヴァーで空気変わって一斉にエア飲酒が始まって草。時の流れに身をまかせby新田恵海さんなんてもうこれだけで金払っていいレベルですよ。ラブライブ繋がりのあるN○Kあたりで歌うま声優が昭和歌謡を歌うだけの番組とかやってくれませんか

 

ライブ終盤

「なんだか歌いたくなってきちゃったな~~」(4回目)(以下略)

ライブはクライマックスへ。

 

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18. さくらんぼ(大塚愛)【徳井・佐々木】

19. 散歩道(JUDY AND MARY)【新田・飯田】

20. LOVEマシーンモーニング娘。)【全員】

(最後の挨拶)

21. Best Friend(Kiroro)【全員】

(終演)

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徳井佐々木ペアの「さくらん」良すぎた・・・ときどき2人で目を合わせて笑顔で歌う姿がとうとい。さいこうかよ。っていうか泣いた。一方後ろでペンラ振ってる新田飯田ペアもずっとイチャイチャしててありえん良かった。オタクが夢見る「女子会」というのはここに実在したらしいです。

 

ジュディマリの名曲「散歩道」。ライブ終盤の雰囲気にぶっ刺さってめちゃめちゃエモかったですね・・・肩の力を抜いて軽々と歌ってた様子が2人ともかっこよかった。また生バンドがバチバチに映えるんだこれが。

 

ラストの盛り上がりはセトリ予告されていた、モーニング娘。1999年の伝説的大ヒット曲「LOVEマシーン」。プリチャンの曲だあああああああああああ絶叫

 

4人ともノリノリで踊ってて最高でした。私も令和のLOVEマシーン爆踊り振りコピ部になりました。MV予習しといてよかった。新田・徳井で背中合わせてキメ顔で歌ってるときの最強コンビ感に痺れた・・・新田さんの動きがだんだんダイナミックになってく様子が見ていて楽しかったです。4人とも最後まで本当に楽しそうな表情なのが印象的でした。

 

最後の挨拶。「会場全体に一体感のあるライブだった」「長く仕事してきた中でのご褒美みたいな1日で幸せだった」という温かい言葉が溢れていて良かったです。

 

そして、ここで玄関チャイムが鳴って封筒が差し込まれ「ゆるシェア第2弾開催決定」のお知らせが発表されました。まさかの知らせに驚くとともに、10月31日LINE CUBE SHIBUYAで開催されるとのことでビビりました。ハロウィンの渋谷??ハロくそパンは??⊂(^ω^)⊃とはいえ第1弾がとても良かったので次回もきっと良いライブになることでしょう。期待しています。

 

オーラスはkiroroBest Friend。しっとりとした雰囲気で締めるライブも良いですね。「あなたの笑顔に何度助けられただろう」「ここにいる全ての仲間から最高のプレゼント」といった歌詞が今日のライブや最後の挨拶とリンクして心に沁みました。ラスサビでは色とりどりの風船がステージを埋め尽くすほど大量に降ってきてとても綺麗でした。多くね?ラストまで演出に力を入れていて良いライブだったなあと改めて思いました。

 

まとめ

ゆるシェアとは名ばかりのガチガチに質量のある骨太なガチライブだった、という感想です。結局序盤の4曲以外は全部生バンドでしたし。とはいえパジャマ姿で歌ったりソファでリラックスしてたり、そういった人気女性声優の貴重な姿を見られるのはここだけだなあと思います。トークパートの緩い空気感は、ニコ生とかLINELIVEとか画面越しで見きてたものを目の前で生で見られたような、そんな気持ちになりました。隣接した界隈のオタク同士が集まる現場特有の、緩やかな連帯感みたいなものが客席に流れていて単番での参加でも気持ちよくライブを楽しむことができました。でもなんか打ち上げ飲みとか行きたいんで機会があれば皆さん仲良くしてください。

 

自分はやっぱり関係性のオタクなんですよね。声優さん同士って本来なら仕事上の仲間でありライバルであるわけじゃないですか。そういうものを超えてただの友達というのも飛び越えたような深い関係性、人と人との絆を見られるとすごく嬉しいんですよ。「マブ」だって言ってましたけど、まさしくそういう空間があの現場に出来上がってたように見えました。ラストのBest Friendがその答えだったんじゃないかと。ああ尊い

 

全体を通して、音楽やアニメ作品に対するリスペクトというのも感じられました。特にスノハレ・正解などの歌い分けやバンドアレンジを含めた楽曲解釈で、本家とは違う新しい表現を生み出していたあたりがただのカラオケとは一線を画していました。アニメファンとしてはこれが嬉しいところ。カバー曲にも1曲1曲に意図を持って選曲しているという印象でした。これはです。

 

あとはもうシンプルに声が良い声優すげえ。って改めて思いました。4人それぞれの歌が本当に良かったので甲乙つけられません。普段の私はラブライブシリーズとかプリチャンとかのアニメ作品系の現場に行く機会が多いのですが、そういった物語やキャラクターを背負うライブじゃないからこその生身の声優の魅力に触れることができてとても良い経験になりました。かつてのユニットでドームや武道館を埋めてきた凄まじい経歴を持ってる人たちの、熟練のライブパフォーマンスをあの近さで見られるのはマジで破格です。しかも生バンドで。優勝です。ありがとうございました。