「Aqoursぬまづフェスティバルinよみうりランド」参加感想
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普通な私の日常に、突然訪れた奇跡。
何かに夢中になりたくて。
何かに全力になりたくて。
脇目も振らず走りたくて。
でも、何をやっていいか分からなくて。
燻っていた私の全てを、
吹き飛ばし、舞い降りた。
それが...!!
(引用:ラブライブ!サンシャイン!!#1より、高海千歌)
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2022年6月4日。『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド』というイベントに参加してきました。1公演のみの参加でしたが、素晴らしいイベントを通してあの場で触れた物語、受け取った感情、それら全てが本当に貴重で大切な想い出になったと振り返っています。言葉にするのはすごく難しいですが、この気持ちをなんとかして書き残してみたい。そういう想いで今回の感想文を書いてみます。
私の前回までのラブライブ!については過去記事をご参照ください。最近のAqoursだと6thライブ埼玉公演に現地参加してます。
#Aqoursぬまづフェス に行って分かったことがある
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
俺やっぱ好きだったんだよ。ラブライブサンシャインのストーリーと世界観が。ライブやキャストだけじゃないんだAqoursの魅力は。
- 前置き:参加に至るまでの話
- イベント概要
- あらすじと世界観について
- 入場~オープニング
- 準備パート
- フェス本番
- Aqoursのライブへ
- 後夜祭とSUKI for you, DREAM for you!
- まとめ、後日談
前置き:参加に至るまでの話
※ここちょっと長いので本題まで飛ばしてもらっても構いません
時は少し遡って6月3日、金曜日。この日の私は仕事や私用をこなしながら、2日後に迫ったLiella2ndライブ大阪公演(DAY2)の現地参加に向けて遠征の準備を進めていました。
生バンド付き完全体Liellaのライブ楽しみすぎるだろ
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 3, 2022
諸々の都合で土曜日の予定が空き、ほとんどの準備が終わってあとは当日までのんびり過ごすだけだなと思っていたその時。なんとなくツイッターを眺めていたらいくつかの情報が流れてきました。
【#Aqoursぬまづフェス 当日券情報】
— 『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド』公式 (@scrap_lls) June 3, 2022
6月4日(土):販売予定
6月5日(日):販売予定
あなたが「助っ人さん」となって、
Aqoursと一緒に最高のフェスを作ろう!
イベント詳細、チケット購入は公式サイトから✨https://t.co/Z4DylmSy8m#lovelive#よみうりランド
5月から続けて開催されてきたAqoursぬまづフェスの日程がこの週末で終わること。
4日・5日の公演チケットがまだ販売されていて当日券もあること。
そしてこれまでに参加してきた人たちが口を揃えて
「最高のイベントだった」「まだ行ってない人たちにも見てほしい」
「Aqoursが好きな人なら絶対に行くべき」「沼津の聖地巡礼が好きな人にも」
「キャストの誰々さんが可愛い」「キャスト同士の関係性が良くて~~~」
「ぬまづフェスまた行きたすぎて狂う」などと熱く語っていること。
もちろん私もAqoursのオタクの端くれとしてイベントの開催情報だけは知っていたのですが、これほど大きな反響を生んでいることは直前まで知りませんでした。
急募
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 3, 2022
明日4日(土)のAqoursぬまづフェス10:15〜の公演に同行してもいいよっていうオタク
当方まだチケットも何も準備できてません
この時点で金曜の午後6時。(いちおう同行者募集とは言ったものの結果普通にソロで行った。)夕飯を食べながら実際に参加できるかどうかの覚悟を決め、会場までの行き方と時間を調べ、チケットの購入手続きを済ませて近所のコンビニへ走るところまでで1時間。
たまたま予定が空いただけの急な日程…翌日には大阪遠征が控えてる…でも直感が「行け」と叫んでる。これが俺の答えだ pic.twitter.com/3OLNK3sOiF
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 3, 2022
ぬまづフェス参加者から大量に流れてくる熱い感想を見た限り、頑張れば行ける環境が整ってる俺が行かないわけにはいかない
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 3, 2022
このような強行日程でイベントに行くのは私としては珍しいことです。ただ、これを逃したら絶対に後悔するという予感がありました。そしてAqoursの9人、特に私の推しである高海千歌ならばいかなる逆境にも後悔のないよう全力で立ち向かっていくはずだと知っています。そんな彼女たちの歩んできた物語と、オタクたちの熱意に背中を押されるような形で、よみうりランドへと向かうチケットを手に取りました。
※隙自語おわり。ここから本題
イベント概要
Aqoursぬまづフェスはラブライブ!サンシャイン!!の世界観をリアルに再現するようなお祭り会場で、「キャスト=浦の星女学院の生徒たち」と、「参加者=助っ人さん」で協力してお祭りの準備を進めてAqoursのライブを成功させる......というストーリーの体験型イベントでした。リアル脱出ゲームなどを企画するSCRAP社がこのイベントを主催しており、過去にもラブライブサンシャインとのコラボ実績がありました。
今回、実際のイベントの流れは以下の通り。
1.オープニング:ホールに集まってイベント内容(あらすじ)の説明
2.準備時間:広場内の各種ブースを巡ってお祭りの準備を手伝うパート
3.フェス本番:準備の終わった広場でお祭りを楽しむパート
4.ライブ:フェスの締めくくりとなるAqoursのミニライブパート
5.後夜祭:フェスが終わったあとの後夜祭の時間
簡単に言うと学校の文化祭みたいな雰囲気でした。準備時間とフェス本番という二つの時間で、広い会場内を自由に歩き回って遊ぶのが中心のイベントです。もちろん千歌たちAqoursによるミニライブパートが目玉という体でしたが、どちらかというとそこに至るまでの過程を楽しむものだったという印象です。だからこそそれまでの行程を踏まえてのライブパートが異様にぶっ刺さるのですが......
↑これが配布された会場マップ。大きな広場にたくさんのブースがあってどこに行くか迷うほどでした。
簡単に書きましたがイベントの詳しい話は「#Aqoursぬまづフェス」でTwitter掘ればたくさん出てくると思うのでよろしくお願いします。たぶん他の人たちが書いた参加レポの方が100倍分かりやすいです。それと公式サイトも。
あらすじと世界観について
オープニングでの浦女生徒によるイベント説明とアニメ映像にて、おおまかなストーリーが語られました。
・ある日の沼津、みんなで集まってある新曲の歌詞作りに悩むAqours9人
・そこへ「東京のよみうりランドで沼津の魅力をPRするイベントを開催してほしい」という依頼が入る
・メンバーそれぞれの趣向を凝らしたさまざまなブースや出し物の案を計画する
・もちろん締めには9人のライブを実施することになる
・しかし、開催直前になって「会場側のミスにより当日の準備時間が1時間しか取れない」ことが発覚する
・その時間でライブのリハーサルも進めなければならず、メンバー以外の浦女生徒の力を借りても人手が足りない
(しかし足りないっ…!!!圧倒的に足りない...!!!それでも!彼女たちは諦めない!)
・「助っ人募集」のホームページを立ち上げ、手を貸してくれる助っ人さんを集めることにする
・・・以上のようなあらすじで、会場に集結した浦女生徒&助っ人さん軍団によるフェスの準備が始まることになります。この辺りの説明をちゃんとアニメ映像・新規ボイスでやってたことに感動しましたし、ぬまづフェスというタイトルのイベントをなぜ沼津ではなくよみうりランドで開催するのか?という疑問も解決されました。
この他に世界観について補足すると、キャスト=浦女の生徒には1人1人に名前と役割があり、「千歌ちゃんの近所に住んでる」「曜ちゃんと同じ水泳部」「ヨハネ様を崇拝するリトルデーモン」「仲良しの友達同士が一緒に行動してる」などそれぞれのポジションで個性的な役割を担っていたのが面白かったです。アニメ劇中ではいわゆるモブキャラとして扱われていた浦女一般生徒たちですが、彼女らが活躍することでアニメ世界の解像度が飛躍的に上がったように感じました。そして何よりも彼女たちみんながAqoursと学校と地元のことを愛しているということが素晴らしい空間を生み出したのだと思います。
また、「フェスは最初で最後1回限りのものである」という暗黙のルールがありました。リアル視点で言えば複数の公演が開催されているイベントですが、例えば参加者が「昨日も来たよ」と言ってもキャストからは「何の話ですか?フェスは今日しかないですよ?」などと返されるようです。世界観を成立させるためにこういったルールを徹底してるのが面白いところだなと思いました。実際に自分は1回限りの参加でしたけど、そういう意味ではこの雰囲気に入っていきやすかったです。
原則として全ての公演が1回限りの初回であり千秋楽であるというぬまづフェスのルールがすごく良かったな
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 6, 2022
オタクとしてはいついかなるライブでもこういう心構えで向き合いたいと思うもの
アニメの世界観をリアルの空間に再現するという意味で、通常のライブよりも舞台演劇に近い印象を受けました。広いフィールド全体をステージとして舞台やってる感じ。さらにイベント参加者=助っ人さんが実際に身体を動かしキャストと交流して物語の一員になる...という体験も加わって、これこそが2.5次元コンテンツにおける現場体験の完成形のひとつなのではないかと思いました。参加者とキャスト陣とその裏にいる製作スタッフ陣、みんながAqoursや沼津を愛しているからこそ辿り着いた領域なのだと私は思います。
2.5次元という芸術における究極の到達点、いくつかの答えがあるそのうちのひとつの形をAqoursぬまづフェスで見た
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
2次元と3次元の間にある壁を越えるために必要な唯一絶対の鍵は「愛」であることをまた強く実感した
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
以上の全体的な感想を踏まえつつ、ここからは実際に私がどう楽しんできたのかを振り返ってみようと思います。
入場~オープニング
見事な快晴
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
青空Jumping Heart pic.twitter.com/xogpX9D0K4
当日朝、自宅から車で出発した私は早々によみうりランドに到着。ゴンドラも乗ってみたかったけど電車ルートより車の方が早かった。天気は快晴。イベント参加者用の入場ゲート前で待っていると続々と人が集まってきました。入場待機列とは別に当日券購入の列も出来ていて、そこにも結構な人数が並んでいたことが印象的でした。急に思い立って来た人たちがたくさんいたのか、割引のリピートチケットを使う人たちなのか。どちらにしてもぬまづフェスの良さを象徴するものだと思います。
入場ゲートをくぐってからぬまづフェス会場までの道のりでは、浦女生徒の皆さんが誘導のために立っていてくれました。ソロ参加のオタクグッズガチガチ装備おじさんにも女の子たちが優しく声をかけてくれるのでもう好き。推しの腕章を付けていったら「千歌ちゃん推しですか?!」とか言ってくれたのも嬉しかったです。ホール前では9人並んだAqoursのパネルもお出迎え。(今にして思えば"パネル"と言い切ってしまうのも無粋な気がする。あの場所には確かに「Aqours」が「いた」ので。)
オープニングの会場となるホールに到着、会場マップを受け取って着席。客席は前方から自由に詰めていく形でステージは大きいスクリーンと、星形のバルーンで装飾されただけのシンプルな作りでした。学生の手作り文化祭感が溢れていてこの時点でポイント高いところ。開演までの間に場内ではAqoursの楽曲が流れていて、それがオタクを殺すセトリだったので横転しかけました。確か想いよひとつになれとか未熟DREAMERとか流れてた気がする。この後も各所で流れるアニメ劇伴の数々に刺され続けました。
ステージに司会進行の浦女生2名が登壇。音声のみで登場する千歌とのやり取りを交えながらイベントの説明と全体の準備体操を実施。この辺りのトークも世界観に沿っていてだんだん趣旨が理解できてきました。先述のアニメ映像によるあらすじ解説が入ってイベント開幕。
準備パート
いよいよフェス準備スタート。周りの様子を眺めながらホールを出て広場に向かうと、もう大勢の助っ人さんたちが各ブースに散って準備を始めていました。のんびり入口の写真撮ってる場合じゃなかった。
人気のあるブースは混雑しているのだろう、と思って私は人の少ないところを狙って動きました。最初に覗いたのが「沼津写真展示」のコーナー。参加者から事前に募集した沼津の写真が飾られていたコーナーでした。果南や鞠莉なんかのコメントも添えられてたのを見ました。その隣にあったのが「みんなでつくるおすすめマップ」のコーナー。自分の好きな沼津のスポットのことを書いて地図に貼っていくというもの。
私も実際に訪れたときのことを思い返しながら書いて貼り付けました。これは簡単に協力できるお手伝いですね。このお礼として「果南の撮った海の写真」ポストカードを貰いました。
次に向かったのが「JAふじ伊豆ブース」・・・ここでは白いハチマキを配布していて、Aqoursへの想いや好きなメンバーについて書けという指示でした。せっかくなのでこれを装着してフェスを楽しむことに。これと同様に、フェスフラッグを作るブースにも参加してお手伝いしました。このあとフェス本番の開始と同時に吊るされたたくさんのフラッグが壮観でした。
このあとミニステージに向かうと、千歌ちゃん曜ちゃんの声が聴こえてきました。フェス本番で踊る盆踊り「サンシャインぴっかぴか音頭」の練習をしましょうという時間でした。進行役の浦女生徒さんが振り付けを教えてくれたのですが、これがライブの振りコピみたいで楽しかったです。晴天の野外で踊るというのがまた最高。練習の段階から全力で踊ってみました。
浦女生と助っ人みんなで踊るサンシャインぴっかぴか音頭たのしいいいいいいいいいいい #Aqoursぬまづフェス
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
#Aqoursぬまづフェス
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
富士山神輿のお手伝い終わり
ヨキソバ待機へ pic.twitter.com/USxBfKxENk
富士山神輿の建造ブースでは、白い部分の残っている富士山に青いシールを貼ってお手伝い。手伝った証にうちわをもらいました。そのあと向かったヨキソバキッチンでは、バラバラにぶちまけられているヨキソバの材料を曜ちゃんの指示通りに集めて完成させる・・・というお手伝いアトラクションが実施されていたのですが、水泳部の子たちがなぜか何度も転んでせっかく揃えた食材をぶちまけてしまうという不思議現象が見られて面白かったです。よく分かりませんがたぶんあのブースまわりだけ重力が歪んでるんでしょう。派手な転びっぷりが見事でした。お手伝いのお礼に曜ちゃん特製ヨキソバのレシピを貰いました。卵にマヨネーズを加えてフワフワにさせるのがポイントらしいです。
↑ぐちゃぐちゃに混ざってしまった食材たち。やきそばなのにうどんが混ざってたり中濃ソースの中にとんかつソースや激辛ソースが混ざってたりするのでなかなか難しい。
お手伝いしてる間にお腹がすいたので、隣のキッチンカーで実際のヨキソバを購入しました。これがめちゃめちゃデカくて通常のやきそば2玉分くらいのボリュームがありました。
#Aqoursぬまづフェス
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
ヨキソバ食ってたら準備終わったみたいです pic.twitter.com/apy3cQ2MS1
フェス本番
その頃になると周りの各ブースから「準備終わりました!」の声と拍手が上がっていました。フェス本番の開幕です。開会宣言に合わせてフラッグも掲揚されました。
準備から本番の時間になると各ブースの中身が変わるようで、JAふじ伊豆ブースでぬまっちゃの販売が始まったり、フェスフラッグ製作ブースがAqours紹介展示のコーナーに変わったりしていました。
↑Aqoursの歴史紹介では過去に開催されたリアル脱出ゲームの記録も。世界観としてはこれらが今回のイベントにも繋がってるらしいです。
楽曲紹介の展示があったことで、千歌たちのいるあちら側の世界にもこれらの楽曲がちゃんと存在してるんだなという実感が湧いた
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
これも感動ポイントのひとつ #Aqoursぬまづフェス pic.twitter.com/pd6y1lUnep
楽曲紹介の展示も興味深いところでした。劇伴とリンクする楽曲のキセキヒカルや、リアル側のAqours色が強いJIMO-AI Dash、DREAMY COLORなどが作中世界線にも存在しているあたりが個人的に面白いと思ったところ。ディープディープヤスキほか各ユニット楽曲もひと通り揃ってるけれどもシャゼリア☆キッス☆ダダンダーンは存在しないんですね。ある日...永遠みたいに!を作ったTAKUYA氏は向こうの世界だと美少女ギタリストだったりするんだろうか。そして本イベントのタイアップテーマソングであるSUKI for you, DREAM for you!がまだここには記載されていない(後述)というのが重要なところだと思いました。
これら展示をひと通り眺めたあと、指定された時間に助っ人休憩スペースに集まれという指示があったので向かうことに。ここで浦女生徒から「ライブ終了後に、Aqoursに向けた感謝を込めてサプライズ企画を行うので内密に協力してほしい」という説明を受けました。「このフェスを通してみんなが好きになった沼津のもの」を紙に書いて一斉に掲げるというものでした。こういうのすごくワクワクします。
神輿上がったああああああ #Aqoursぬまづフェス pic.twitter.com/tkl2OcRD8F
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
フェス本番、いよいよメインイベントへ。みんなの協力で完成した富士山神輿が、これまた屈強なお祭り男(ほぼ全員オタクだけど)助っ人軍団の力で担ぎ上げられて広場の中央へ。移動するときの合図は千歌や花丸たちのかけ声でした。到着した神輿を中心に輪になって踊るサンシャインぴっかぴか音頭。浦女の生徒たちも助っ人さんたちも、みんなで一緒になって踊るのが本当に楽しい時間でした。同時にこの楽しい時間が終わってほしくないという切ない気持ちも湧いてきました。この気持ちは3月のベルーナドームでSUKI for you, DREAM for you!を聴いていたときも同じ感覚だったな......と振り返ります。
富士山神輿を囲んでみんなで踊る
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 5, 2022
サンシャインぴっかぴか音頭は
不思議と泣ける #Aqoursぬまづフェス
いっぱい踊って汗をかいたあとはぬまっちゃを購入して水分補給しつつ、残りの時間でNUMAZU堕天占いに入ってみました。善子もといヨハネ様が担当する占いの館で、誘導・進行役の生徒もみんなリトルデーモンの装いで†独特な雰囲気†を纏っていました。
↑テント内は魔方陣が吊るされているなど怪しげな雰囲気。我々もリトルデーモンとなって堕天使ヨハネ様に力を捧げ......参加者全員でお辞儀してる様子は完全にヤバい宗教でした。草。(でも普段のライブでオタクがブレード振ってるのだって宗教じみてないかと考えるとそれはそうかもしれん。)
ヨハネ様のありがたいお言葉を授かって占いの結果、自分が引いたのは天使のカードでした。カード裏面には、ヨキソバキッチンの裏に行くと何か良いことがある?と書かれていて、指示通りに向かうとそこにぬまづフェス製作ノートが置かれていました。
フェスの製作過程の写真やメモなどが詰まっていて、Aqoursメンバーや浦女生徒たち(その裏にいる企画スタッフも含めて)の熱い想いを感じ取れる1冊でした。こういうちょっとした隠し要素みたいなのも面白いイベントでしたね。自分はそれらをほとんど回りきれませんでしたが、他の人の参加レポを見るとまだまだいろんな要素がイベント全体に散りばめられていたようで面白かったです。
なんというかソロ参戦でも自分と同じように楽しんでる周りのオタクを見てるだけでも面白くて、それって普段のライブ現場と同じで最高じゃんっていう感想
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
Aqoursのライブへ
フェスの準備、本番をともに楽しんで最後は再びホールへ。客席には事前に説明されていたサプライズ用の紙が置かれていました。何を書くか考え、ちょうど書き終わった頃にライブ開始の合図が流れました。
そして始まるライブ。ステージ上のスクリーンに映されるのは法被姿の9人。(スクスタ仕様)
どうやら日によって曲が変わるらしいですが、この日この公演のセトリは
1. 未来の僕らは知ってるよ
2. 未体験HORIZON
の2曲でした。
アッ、みら僕~~~~~~~~~~!!!!!!!!!あああああああああああ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
泣きました。そりゃ泣くでしょ。僕がAqoursに深くハマるきっかけだったんです、サンシャイン2期は。その最も熱い物語が込められたOP主題歌がこのタイミングで聴けるなんて思いませんでした。
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未来をどうしようかな!?
みんな夢のカタチを探して 泣いたり笑ったり
未来の僕たちは きっと答えを持ってるはずだから
ホンキで駆け抜けて
(未来の僕らは知ってるよ / Aqours より)
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これを聴いてしまうと、もはやこのイベントに「行くか、行かないか」で迷ってた自分が恥ずかしいくらいです。それぐらい強いエネルギーを感じる歌です。もう本当に来て良かった。
...みら僕の後に未体験HORIZONつなげるセトリ誰が考えたんですか?このイベントの締めとしては間違いない1曲でしょう。このぬまづフェスの物語はこれで終わりじゃなくて、Aqoursも沼津もこれからもっともっと続いていくんだという前向きなメッセージを感じました。最高です。
後夜祭とSUKI for you, DREAM for you!
ライブの後は後夜祭。フェスが大成功した記念にみんなで写真を撮ろうと言う千歌たち、ここで司会担当の浦女生徒が再び登場。例のサプライズを実行する時がやってきました。
今日のフェスを振り返って自分は何が好きになったのか?その答えをいろいろ考えて、私はこの紙に
「Aqoursを愛する仲間たち」と書きました。
祭りを盛り上げてくれた浦女の生徒さんたちと大勢の助っ人さんたち。そして今日この場所には来ていないけれどもAqoursを愛していて、このイベントに来るにあたって自分の背中を押してくれた人たち。多くの愛を感じたイベントを通じて、全ての人たちに感謝したいという気持ちを込めました。本当にありがとうございました。
#Aqoursぬまづフェス
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 5, 2022
これが私の感想です。あの場にいた全ての人たちにありがとう pic.twitter.com/Ai59z8gClf
今日この場所に俺を連れてきてくれたAqoursと、参加レポ等を流すことで背中を押してくれた無数のオタクの皆さんに無限に感謝したい。最後の週になんとか間に合いました pic.twitter.com/YeoLUNVrJj
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
このサプライズに対するお礼としてAqoursからもう1曲披露するということに。冒頭の会話で歌詞作りに悩んでいたという未完成の新曲が、今回のフェスでの経験、サプライズを通じてようやく完成できたという話です。その新曲こそが
「SUKI for you, DREAM for you!」です。
(フェスを通じて完成する曲だから、フェス中展示の楽曲一覧には載っていなかったという熱い仕込み。自分たちが参加したフェスを通して曲が完成するというのが本当に嬉しい。)
☀️ #Aqoursぬまづフェス ☀️
— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) March 27, 2022
『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド』のテーマソング、「SUKI for you, DREAM for you!」✨
テーマソングが決定した経緯を特設サイトに掲載中♬
約2年越しのタイアップ実現です💓
▼イベント詳細▼https://t.co/ETnfZzf0th#lovelive pic.twitter.com/o3FlUJ9tjn
この曲がテーマソングになった経緯も公式サイトに記載されていました。先の6thライブ名古屋・埼玉ではアンコール後のオーラスに歌われたのが記憶に新しいです。
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好きだって 好きだって 好きだって思うから
伝えたくなっちゃう
分かちあえたら嬉しいよ
夢いっぱい 胸いっぱい ときめいちゃえ
みんなのフェスティバル
(SUKI for you, DREAM for you! / Aqours より)
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「好き」を伝えることの尊さ、「好き」の気持ちの素晴らしさを全力で歌うお祭り騒ぎの曲。Aqoursぬまづフェスティバルを象徴するのにこれ以上ふさわしい曲はありません。
リアルのAqoursにとっては、6thライブの想い出を乗せて大事な1曲となった「SUKI for you, DREAM for you!」。
千歌たちAqoursにとっては、ぬまづフェスの想い出を乗せて大事な1曲となった「SUKI for you, DREAM for you!」。
両者にとって大事な曲を共有するということ。これもまた2次元と3次元が壁を越えて繋がったと言えるものでしょう。
まとめ、後日談
以上で、私が参加したぬまづフェスの振り返り感想は終わりです。
←開演前の俺
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 4, 2022
終演後の俺→ pic.twitter.com/A7f71I9ueH
始まる時には「やべーーーたのしーーーーーー」ってウキウキ気分で参加したイベントで、最後こんなに泣かされるとは思いませんでした。あまりにも放心しすぎて駐車場に戻ってから30分くらい動けなかったです。
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結論としては、とにかくアニメ世界観の再現度が高くて企画者やキャスト陣の熱い作品愛・沼津愛が伝わってくるイベントだったというところです。リアルとファンタジーの境界が分からなくなるほどの質量感、アニメやライブとは違う形で辿り着いた2.5次元コンテンツの究極の到達点。これも長年培われてきた「Aqoursと沼津」の関係性が核心テーマにあるからこそ成り立つものだったのだと思います。
イベント参加後、この感想文を書き始めるまでの間に他の助っ人さんたちの感想もたくさん読みました。自分が見れなかったブースやその他の突発イベント・隠し要素もまだまだたくさんあったようで本当に深いイベントだったんだなと感心します。いろんな想いで参加した人たちの輪の中に自分も入ることができて、嬉しい気持ちでいっぱいです。自分が行くならもうここしかないという最後のタイミングに間に合って本当に良かったです。
「終わりが決まっている物事でも最後まで足掻けば残せるものは必ずある」っていうのは他ならぬAqoursの物語に教わってきた人生訓なので
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 5, 2022
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それから、浦女生徒役を務められたキャストさんの感想などもたくさん拝見しました。特に突発的に始められた音声配信ではキャストさん同士の仲の良さ、絆、フェスの成功に向けた努力、そしてAqoursが好きだという気持ち、そういったものをたくさん聴くことができて嬉しかったです。
そんなキャストさん=浦女生徒たちが楽しく笑い合って会話してる様子に触れて、気づきました。「千歌たちが懸命に守ろうとした学校というのは、こういう空間のことだったんだ」と。世の中、当たり前にあるような何気ない空間というのがきっと1番尊くて大事なものなんです。私はそう思います。
ああ、そういうことか、分かっちゃった
— よねぽん (@yonepon_pp_idol) June 5, 2022
高海千歌は、Aqoursのみんなは、この学校を守りたかったんだな
Aqoursの9人が浦の星女学院を愛していたのと同じように、きっと浦女の生徒たちもAqoursのことが大好きだったんだと。アニメの背景として存在していた、この物語の一端を知れただけでもぬまづフェスに行った意味がありました。
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この感動を忘れないうちにまたリアル沼津に遊びに行きたい。そしてアニメももう一度全て見直したい。今はそういう気分です。
よみうりランドでAqoursのみんなと「また会いましょう」って言って別れて、次の目的地はいよいよ2度目の東京ドーム、6thライブWINDY STAGEです。この約束が果たせることにただただ感謝したいです。また今回のようなお祭り騒ぎを、そして最高の景色を助っ人さんたちみんなで見に行きましょう。私も必ずその場所に辿り着きます。ありがとうございました。
本ブログにて次回の記事「Liella2nd大阪公演感想(仮)」もアップする予定(いつアップするかは未定)ですので興味ある方よければそちらもよろしくお願いします。
翌日のLiella2nd大阪の感想ブログもアップしました。興味ある方はこちらもよろしくお願いします。