オタクの備忘録

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ドリフェス!R ミラクル★オーケストラ★ステージ 行ってきました

2022年10月8日(ド曜日)に開催されましたオーケストラコンサート、ドリフェス!のオケコンで通称ドケコン。正式名称で

ドリフェス!R Special サイコー超えてる!ミラクル★オーケストラ★ステージ」

に行ってきました。

 

本来の開催予定だった2月からおよそ半年の延期を経て無事に開催されたドケコン。とても楽しく、とても感動する素晴らしいコンサートでした。伝説の武道館ライブから約4年。ドリフェス!公式で開催されたイベントとしては久しぶりのものであり一般的なライブとは少し趣の異なるところもありますが、ここは間違いなくドリフェスの現場」だったと思います。

 

あまりにも感動しすぎて記憶の飛んでる部分や順序の異なる部分があったり、素人目線ですので音楽的な知見でどこがどう良かったなどと詳しく語れるところはありませんが、私なりに今回の感想文を書き残してみようと思います。

 

 

 

togetter.com

※参考資料と致しまして、有志によりまとめられたこちらの公式ツイート集を引用させていただきます。ありがとうございます。

 

全体的な話

「オーケストラコンサート」...ということで、ドリフェス!で馴染み深い名曲たちをオーケストラの生演奏で聴けるというのが注目のイベントでした。演奏を担当してくれたのは「パシフィックフィルハーモニア東京」という楽団の皆様でした。

 

アニメコンテンツ系のオケコンというのも最近では結構増えてきているようですが、私は今回参加したものが初めてでした。その他に生のオーケストラ演奏を聴いた機会はラブライブサンシャインAqoursのライブで東京ドーム公演くらい。なので「一般的なオケコン」というのがどういうものなのかはよく分かっていません。話によるとドケコンはちょっと珍しい形式だったらしいですが。

 

・演奏される楽曲はアニメ劇伴等ではなく全て主題歌・劇中歌などの歌モノだった

・生演奏に合わせてメンバーの歌が(音源に収録されている音声のみが)流れる形だった

・音楽とともにアニメの本編映像などがスクリーンに映し出された

・客席ではドリカペンラを含むペンライト類、うちわなど応援グッズが使用可能

 

この辺りがドケコンの特徴的なところだったかと思われます。リアルの生演奏アニメ劇中で歌われた彼らの歌声がリアルタイムに融合するという構図で、まさしくドリフェスならではの5次元概念の新しい音楽表現が生み出されていました。そしてドリフェスとの再会を待ち望んだファンが会場に集まり思い思いのドリカペンラや応援グッズなどでエールを送っていたこと、上から下まで色とりどりの光に包まれた客席、ここから生まれた会場の一体感ドリフェスの世界を再現する大きな要素だったと思います。私もその一員になることができて幸せでした。

 

また、全体を通してオーケストラならではの特別な編曲がされていたのも印象的でした。それぞれの原曲の良さを残しつつ、その裏にあるキャラクターや物語に寄り添うような形で、生演奏に合うアレンジが丁寧かつ大胆に加えられていて感動しました。スタンダードなオーケストラ編成ではあまり使われないと思われるエレキギターやアコギ、エレキベース等のバンド系楽器も並んでいて大きな存在感がありました。

 

 

 

ドケコン第二の目玉として、今回はスペシャルなトークゲストも参加されました。ドリフェス楽曲のほぼ全ての作詞を担当されてきた結城アイラ先生と松井洋平先生のお二方。そしてDearDreamとKUROFUNEのメンバーから太田将熙さん、株元英彰さん、正木郁さん。しかも出演予定だった戸谷公人さんが体調不良で出られなくなり、代わりに正木郁さんが出演するということが開催当日になって発表されたため大変驚きました。

 

コンサート中盤のトークパートではこちらの5名から、ドリフェス!プロジェクト立ち上げ当初からアニメ1期2期、武道館ライブに至るまでの貴重な裏話や想い出話を聞くことができました。ドリフェスに対する熱い気持ちやファンサも以前と変わらない様子でとても良かったです。そもそもの前提として、アニメの放送もファイナルライブも終わってだいぶ経ってからキャストや関係者が出演するイベントが開催される...というのがまず異例中の異例で奇跡のようなステージでした。

 

これまでのドリフェス!と当日、開演前の話

最近のドリフェス!では、まずアニメ原画展の開催が8月にありました。私も行きました。詳しくは以下の感想文より。

 

yonepon-wake-up.hatenablog.jp

 

その後はトークゲスト追加の発表などを挟みつつ、10月5日にはMixBoxにて"結城アイラが選ぶ「サイコーを超える曲10選!!!!!!!!」"の配信が。ドケコン前日の7日にはYouTubeにてドリフェス!R #12「La La La Live Special!」のプレミア配信もありました。これは21日(金)までアーカイブ観られるらしいからみんな絶対観ような。

 

 

それらの盛り上がりを受けつつ迎えた当日。私もとても楽しみに待っていました。通常のライブとは違うオケコン、まず服装をどうするか悩みましたが私はスーツにネクタイという正装で行きました。たまたま持ってたネクタイ&ポケットチーフから薄紫色のものを選んだら当日に郁くんの参戦が発表されてびっくりしました。そして原画展で購入したばかりのド!ートバッグにドリカペンラやぬいを詰めて会場の池袋へ向かいました。

 

 

これは池袋駅で見かけた看板。ちょっと話が逸れますが、10月8日はアイカツ!アニメ第1話放送から10周年の記念日でもありました。ドリフェスとも縁の深いアイカツ、同じ日にライブイベントもあったため池袋からTDCホールへとハシゴした人も結構いたように思います。私自身ドリフェスに出会うずっと前からアイカツに、スターライト学園にアイドルとは何たるかの全てを教わってきた者ですので、この節目の日にドケコンに向かうことに不思議な縁を感じました。

 

 

池袋駅西口、今回の会場である東京芸術劇場に到着。隣接した公園では同じ日によさこい祭りが開催されていて結構なにぎわいでした。数日前から急に冷え込む気候でしたがこの日は寒さが和らいで暖かかったです。胸にドリカ鳩つけて勇人ぬいを抱えたウキウキスタイルで連番の方と合流したところ、「今日1番ドリフェスを楽しんでる男ですね」と呼ばれました。これ結構嬉しかったので自称していこうと思います。もちろん会場にいた全員が1番と言っていいくらい楽しんでいたと思いますが。

 

開場30分前にもなると続々とドリフェス!たちが集まってきて、私もフォロワーの方や初めて会う方、久しぶりに会う知り合いの方など数名にご挨拶することができました。こういった機会は3年前のVRシアター以来でしたね。いくつかのお土産をいただいたり、逆に私が持っていった別件のCD(作詞:松井洋平)を受け取っていただいたり、開演前からとても楽しかったです。全体を見渡すとやはりオケコンに合わせてオシャレしてきた方が多いのか、それぞれに気合いや愛を感じる服装で熱い気持ちになりました。そしてぬいやドリカで記念撮影してる人が多いのもドリフェス現場ならではの光景でした。

 

 

 

今回選んだドリカは伝説の武道館7人ドリカ...というか私これ1枚しか持っていないのですが。通販でドリカペンラを購入したときに付いてきたもので、もったいなくて未開封のまま保管していましたが今日を逃すともう使う機会がないだろうと思って開封しました。ドリカを飛ばす絶好の機会を与えてくださってありがとうございます。いや、次の現場もまたいつかあると信じています。

 

開場時間になり、早々に入場して着席。中央のピアノを囲むように楽器や椅子がズラリと並べられたステージと、その上には大きなスクリーン。客席も普通のライブとは少し違う、厳かな空気が流れていて少々緊張しました。客入れのBGMはなく無音でしたね。コロナ対策なのか観客は1席ごとに間を空けられていて席は快適でした。私の席は1階の前方でしたが、開演前に双眼鏡を覗いたところ、ステージ上の楽譜に1曲目の曲名が書いてあることに気づいてしまって頭を抱えました。とても大好きで、とても大切なあの曲だったので。

 

開演直前には株さんの声で注意事項のアナウンスと開演の挨拶が流れました。その最後には「まもなく開国...じゃなかった、開演いたします」と言われて高まりました。開国してくれ......!!!!!!!

 

開演~前半セトリ

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01. PLEASURE FLAG

02. グローリーストーリー

03. STARTING TOGETHER

04. 君はミ・アモール

05. Dream Greeting!

06. ARRIVAL -KUROFUNE Sail Away- 

07. シンアイなる夢へ!

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楽団の皆様が拍手とともにステージに入場、続けてステージ上にて静かにチューニング。これもオーケストラならではの時間ですね。そしてピアノ担当兼指揮者の方が登壇され、礼とともにコンサートが始まりました。

 

ドリフェス!の始まりと言ったらやっぱりこの曲でしょう、PLEASURE FLAGが1曲目でした。私も初めて聴いたドリフェスがコレなので思い入れがあります。やはりドケコンは「アニメのドリフェス」をなぞるコンサートだったのか、プレフラから始まって以降ほとんどの曲がアニメ主題歌と劇中で披露された歌で、また物語の時系列にも沿っているように見えました。

 

先の感想でも述べましたが、いきなり歌モノの曲をやるんだ、演奏と同時に歌声も流れる形なんだということにまず驚きました。数日前に公式が上げていたリハの写真から、アニメ映像も流れることは予想していましたがほぼ全編に渡ってこれほど大々的に使われるとは思っていませんでした。サイコーを超えてきています。

 

冒頭からアニメのOP映像ライブシーンCG映像、その他さまざまな名場面の映像が続々とスクリーンに流れていて見ているだけでも感動する仕上がりでした。奏が初めてステージに立った第1話のグローリーストーリー、いつきと千弦のSTARTING TOGETHER、KUROFUNEの君はミ・アモール。曲の移り変わりとともに映像に現れるメンバーが次々に入れ替わっていって、ちょっとしたフェスのような感覚にもなりました。また、楽曲ごとの照明演出もさまざまな色や形に変わるこだわりを感じられるもので、天井の高い今回のホールにもよく合うものでした。

 

ペンライトを振ったり、ステージからの合図で手拍子をしたりという場面もありましたが、まずは生演奏の迫力と美しさに圧倒されて何もできない時間の方が多かったです。こればかりは私の拙い感想ではうまく伝えられないのですが、とにかく凄かったです。バイオリンやビオラといった弦楽器が一糸乱れぬ完璧な動きで揃うのは見た目にも迫力があり、楽団の一体感も素晴らしかったです。あとはもう曲が良い。この一言に尽きます。演奏される曲全部が好きな曲なんですからそりゃサイコー超えますわ。 ARRIVALはアレンジの強く効いたものになっていて、1コーラス部分を静かに始めて2番以降でグッと盛り上げる、オーケストラならではの重さと迫力のある編曲が素晴らしかったです。前半パートの締めに1期のED曲であるシンアイなる夢へ!を持ってくるところなんかも完璧なセトリでした。

 

ゲストトーク

前半の演奏が終わって楽団の皆さんが一度退出し、入れ替わりで5名のスペシャルゲストが登壇されました。上手から順に株元さん太田さん正木さん結城アイラ先生松井洋平先生。今回の進行役は株さんが担当されてました。

 

松井先生、シルクハットがトレードマークなことが有名ですが「本当に被ってるんだ...」というところを生で拝見できただけで感動しました。しかもドリフェス!Tシャツを着ていることが素晴らしかったです。

 

キャスト3名、お決まりのコーレスも(客席から声は出せませんが)やってくれて嬉しかったです。「お前ら全員、開国だ!(開国して~!)」「この木なんの木?片桐いつき~!」「1階席の奥の方も3階席の上の方も、見えてますよ」「やっぽーい!

 

それから、戸谷さんが来れなくなってしまったことにも触れ、代わりに太田さんが圭吾のコーレスをやっていたのも良かったです。「ご機嫌いかがかな、プリンセス」「あなたのためなら即位する!(即位して~!)」うろ覚えだった太田さんに対して株さんが正しい"圭吾"を教えてるところも良かったです。

 

作詞の先生方も交えて、初期の楽曲の話へ。ドリフェスで初めて書いた歌詞は結城先生がユレルMIDNIGHT、松井先生はMAY BE, LADY!だったとか。松井先生いわくMAY BE, LADY!リバーシブル→バレンタインは「自分が考える最強のアイドルソング」をイメージして作られたとのこと。この辺りの曲はアプリの立ち上げ期でキャラもキャストもはっきり決まっておらず、ゲーム中の衣装デザインやブランドからイメージを膨らませて書いていたとのこと。DearDreamが歌うかKUROFUNEが歌うか決めないまま曲を作って、結果君はミ・アモールがKUROFUNEのものになったという話も。最初に設定だけを読んだ松井先生「KUROFUNE?開国するって何??即位するって何??襲来??????」という感じだったらしい。それはそう。

 

バカみたいに真っすぐ進んでいいのは

青春の特権ってヤツってことで!

(シンアイなる夢へ!より)

 

結城先生は本格的な作詞業に携わるのがドリフェスが初めてで、松井先生の影響を受けながら書いていたとのこと。特にシンアイなる夢へ!の一節から「青春」というワードがDearDreamの鍵になり、以降のDearDream楽曲では「青春」を強くイメージされたとのこと。また、松井先生もファンミーティング01などを実際に見ており、そのときの感覚をフィードバックして次の作品を書けるのがドリフェスの良かったところ、ありがたいところだったと語られました。

 

松井先生が作詞家協会へ納めた手書きの歌詞にも、多くの作品の中からドリフェスのシンアイを選んだというアツい話が出ました。シンアイは「親愛」と「真愛(本当の愛)」の二つの意味をかけてカタカナ表記にしたという裏話も。ここでもうめちゃくちゃ拍手しました。会場にいた人しか聞けないのではもったいないレベルの熱い話がバンバン出てきました。

 

ユメノコドウはタイトルを決めてから詞を書いた(PLEASURE FLAGが英語タイトルだったので次は日本語で)という結城先生の話。また、この辺りからはDearDream曲が結城先生、KUROFUNE曲が松井先生という振り分けも固まっていったとのこと。松井先生が着ていたTOMORROW!!!!!Tシャツにも触れ、「今日がTOMORROWだから」という素晴らしい名言も出ました。

 

キャストの方からも初期から武道館に至るまでの想い出話がたくさん出ていました。正木さんはドリフェスでデビューが決まってすぐレコーディングに入ったので大変だったこと。最初はキャラクター性も固まっていない時期だったので、無理なく歌えるよう「株元英彰と黒石勇人の中間くらいのイメージ」で歌っていたとの話。そんな株さんから「DearDreamはいろんなイベントに出てたよね」と振られ、太田さんが「単独のライブだけじゃなくて、フェスとか対バンみたいなイベントにも出てた」という話も出たので、私もめちゃくちゃ高まりました。アニサマ生まれのドリフェスなので。

 

後半セトリ

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08. Future Voyager

09. Real Dream!

10. Symmetric love

11. You are my RIVAL

12. ユメノコドウ

13. Whole New World

14. ALL FOR SMILE!

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トークパートが終わってゲストが下がり、コンサートは後半戦へ。再びチューニングから入り、次の曲が始まりました。

 

KUROFUNEのFuture Voyager。勇人......圭吾......リョウ............!!!アニメ映像がグッとくる名場面のオンパレードでズルかったです。続くReal Dream!、これもアニメ2期「ドリフェス!R」の始まりを告げるような名曲ですね。歌のパート割りと流れる映像がぴったりシンクロしてて見事でした。

 

Symmetric love、シンプルに強いコンビの強い曲で武道館ライブでもとんでもない威力を発揮していましたが、今回のオーケストラアレンジもとんでもないことになっていました。ソロ回しというかデュオパートというか、バイオリンやピアノがバチバチに本領発揮しててシンメ感マシマシの音楽が表現されてました。

 

ユメノコドウ......この辺りからはもう、良すぎて涙が出てきましたね。なんというか、DearDreamの5人が目の前にいるかのように錯覚しました。それくらい臨場感のある、ドリフェスの世界そのものを再現するかのようなリアルな音楽でした。歌詞も良い。サイコー超えています。

 

がむしゃらに<青春だ!>

まっすぐに<イケるっしょ!>

だけどさ まだまだ(叶えたい)

ストーリー 待っているはずだよ

<迎えに行こう!>

 

"当時のドリフェスの音楽"を再現するのではなく、その先の新しい音楽を作っている。いま私たちはドリフェスの夢に描いた未来を見ているのだとここで実感しました。

 

KUROFUNEの中でもトップクラスに好きな曲、Whole New World。心なしか自分も周囲もペンラを振る腕に力がこもっていたような気がします。声が出せなくても

「開!!!!!」

「国!!!!!」

の迫力は完璧でした。オーケストラコンサート?いえいえ、ライブハウスにも負けないくらいの熱量を確かに感じました。

 

ラストはこの曲、ALL FOR SMILE!

いや、ラストって言われたわけではありませんけど、まあ分かるじゃないですか。ここで一瞬だけ後ろを振り向いて客席を見渡したときに、その客席の光があまりにも綺麗で泣きました。ここにいる全員がいろんな想いを抱えながら今日この場所この空間に集まったんだなあって伝わってきてグッときました。ここで見た景色、感覚。いつまでも忘れず覚えておきたいものでした。

 

クライマックス

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15. GO TOMORROW!!!!!

16. OVER THE SEVEN SEAS

17. ETERNAL BONDS

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ALL FOR SMILE!のあと鳴り止まぬ拍手の中、ゲストも再登壇してアンコールのパートへ。客席を眺める正木さんや太田さんの笑顔がとても印象的でした。

 

ラスト3連発、これは"ファイナル後"の今だからこそ実現した贅沢なセトリなのかなあと終わってから思います。GO TOMORROW!!!!!OVER THE SEVEN SEASETERNAL BONDS。あの武道館で歌われた、あの日のための歌たちです。

 

多くは語りませんが、まあ泣かないわけがないでしょう。でもここで流した涙は終わってしまうことが寂しいという感情ではなく、こうして皆が集まってドリフェスに再会できたことを喜ぶ嬉し涙だったんじゃないかと、振り返って思います。トータル17曲、どれも素晴らしい演奏で、素晴らしい音楽でした。サイコー超えてるミラクルオーケストラステージ...本当に奇跡のような素晴らしい時間をありがとうございました。

 

全ての演奏が終わって、「予定してなかったけど」と言いながらゲストがもう一度登壇してくれたのも嬉しかったです。このときも、太田さんが最後の最後まで客席のすみずみまで見渡して笑顔だったのが最高でした。また、全ての演奏をやりきって指揮の方とコンマスの方が右腕をガッと合わせてたたえあっていたのもかっこよかったです。楽団とゲストの皆様、本当にありがとうございました。

 

終演後の話

とても大きな余韻に包まれながら席を立ち、時計を見たら18時過ぎでした。16時に開演して約2時間の公演、しかし満足感で言ったら5時間分くらいの楽しさと感動が詰まっていました。終わってしまうと体感5秒なんですけれども。

 

フラフラとロビーで感動に浸っていると、お近くに見覚えのある方が...村野佑太監督でした。遠巻きに見ていたのですが、どこからか感謝の拍手が起こったので私もその輪に加わりました。最後にはガッツポーズして嬉しそうにされていたので、ファンとしても嬉しかったです。素晴らしいアニメをありがとうございました。

 

 

終わったあともなんとなく帰りたくないような雰囲気の人たちがたくさん残っていて、私もしばらくそこにいた1人でした。マスク越しでも分かるくらい満足げな表情の人たちばかりで、ドリフェスの現場はやっぱり温かいところだなあと思いました。最後は連番の方と緩く感想戦をしながら軽い打ち上げで締めまして、帰路につきました。

 

 

まとめ

ドリフェス!って良いコンテンツだなあ、という感想に尽きます。いろんな魅力があるコンテンツの中で特に今回は「音楽」の良さを、生演奏の迫力や表現の豊かさとともに実感しました。そして、「歌詞」の力にも圧倒されました。”オケコン”に来て”歌詞”が心に刺さるとは思っていませんでした。それらの土台にある「アニメの物語」と「キャラクターたちの輝き」、これを感じられたことにも感動しました。ゲスト出演のキャストは3人だけですが、あのステージには歌って踊る奏や勇人たち7人の姿が確かに見えました。

 

あとは客席側、会場に集まったドリフェス!の皆様も含めてドリフェス!なんだよな......と改めて実感しました。考えてみればこうして我々が一堂に会する機会もほとんどなく、最近はネット上で観測するばかりでした。画面の向こう側にいた人たちの熱量をリアルに自分の目で確認できたこと、本当に嬉しかったです。アニメ劇中ではファンミ会場での停電をエールの力で復旧するような場面もありましたが、あのときに匹敵するほど強いエネルギーがリアルのドケコン会場にも溢れていたように思います。そのエネルギーがあったからこそもう一度ドリフェス!の世界を現世に呼び出すことができた、そんな風に考えるのも面白いのかなあと思います。

 

オーケストラコンサートとはどんなものなのだろうか?と未知数のまま飛び込んで、仲間に誘われるような形でやってきましたが、これほど幸せでこれほど充実感のあるイベント現場はあまり多くないと思います。私自身、この1日を全力で楽しみ尽くした自信があるので今は不思議な達成感があります。これは勝ちです。いや、これがドリフェス!です。ドリフェス!でした。

 

勢いのままに書きなぐってきました、私の感想文は以上で終わりです。私と同じようにドケコンに参加された皆さんの感想がツイッター上にたくさん転がっている様子なので、今度は私も皆さんの感想を読み漁りにいこうと思います。また次のドリフェス!が集まる機会がありましたらお会いしましょう、その時までお元気で。本当にありがとうございました。

 

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