オタクの備忘録

アニメとかライブとかの感想や考察を書いています Twitter垢→@yonepon_pp_idol

プリパラ&プリチャン&プリマジ!ウィンターライブ2022を振り返る

皆さんこんばんは。

2022年12月4日(日)、幕張イベントホールにて開催の

「プリパラ&キラッとプリ☆チャン&ワッチャプリマジ! Winter Live 2022」

から1週間ほど経ちました。

 

昼夜2公演の現地参加。内容的にも感情的にも、あらゆる意味でデカすぎるライブでした。全ての感想を言語化することはできませんが、今回も自分なりの記録を書き残してみます。

 

 

ちょうど前の日に別件のライブで仙台まで遠征していましたが、仙台から東京へとんぼ返りしてその足で幕張へ直行しました。なかなかにハードな旅でした。とは言っても同じルートでハシゴしたオタクが結構な人数いたらしいので、特に大騒ぎすることでもなかったみたいです。ラブライブシリーズとプリティーシリーズなんてほぼ親戚みたいなもんだしな

 

yonepon-wake-up.hatenablog.jp

 

 

 

これまでのプリティーシリーズと全体的な感想

話は少し遡って、今年は7月と9月に2回のプリティーライブが開催されました。どちらも非常に濃密で満足度の高いライブでした。

 

yonepon-wake-up.hatenablog.jp

 

そして今回。会場も中野サンプラザから幕張イベントホールへとスケールアップして、前回まで不在だったキャスト陣も含め総勢41名が集結するというものすごい大所帯になりました。全員がそれぞれに洗練された歌やダンス、魅力的なキャラクター表現を見せてくれたというのはこれまでのプリティーライブと同様、あるいはそれ以上のクオリティに感動しました。

 

「プリパラ」シリーズ、キラッとプリ☆チャン「ワッチャプリマジ!」3作品のメンバーが次から次へと登場して、お祭り騒ぎでワッチャッチャなどと言ってられないレベルのおそろしく濃密なライブが繰り広げられました。3つの作品それぞれの文脈や強みがひとつのライブに強引に詰め込まれ、通常のライブならクライマックスになるような山場も3倍待ち構えていて、感情のアップダウンも体力の消耗も3倍でした。マジで頼むからもう単独ライブ×3に分割してくれチケ代3倍になっても絶対に全部行くから

 

 

昨年のウィンターライブ2021ではまだ駆け出しゲスト感のあったプリマジ勢も、今年はバチバチ主役級の大活躍を見せてくれたため、遂にパラ・チャン・マジが完全に拮抗した三つ巴になりました。ライブ初登場で圧倒的な迫力を見せたジェニファーの存在と、プリマジの集大成となる6人歌唱ワッチャプリーズマジックが特にデカかったです。

 

~~~~~~~~~~

 

そんなプリマジは、残念ながら今年10月にアニメ放送が終了してしまいました。ゲーム筐体は継続して稼働中ながらも、これから先のプリティーシリーズはどうなるんだろうかという不安を抱えながらのライブ参加になりました。プリマジ2期、まだですか?

 

そして、来年3月に解散してしまうRun Girls,Run!の出演にも大きな意味がありました。プリチャンの主題歌と主要キャストを務めてきたランガちゃん。ランガの名を背負った形でプリのライブに出演するのは今回が最後...あるいはもうランガ単独のファイナルライブまで生のランガを見る機会が残されていないという事情も重なって、かなり複雑な感情を抱えることになりました。

 

私にとってのプリティーシリーズも、プリパラのアニメ第1シーズン2014年から振り返るとずいぶん長い付き合いになりました。そらみスマイルやドレッシングパフェを含む主要メンバーも久しぶりの大集結。今回のライブがプリのオタクとしての最終到達地点私の墓場になるかもしれないという重い覚悟を持ってライブに参加しました。

 

会場、ステージ、演出など

勝手知ったる幕張メッセ。なんなら2週間前にも別件で行ってました。イベントホールじゃない方の展示場も含めプリティーシリーズ関連でも何度も訪れていて、特に「12月の幕張」はここに来ないと年を越せないレベルの冬の風物詩になってしまいました。

 

昼公演の席はスタンドDブロック3階。メインステージに対する角度がキツいものの距離はそこそこ近かったのと、両隣1席空けのエリアだったためかなり自由に動けました。思いきり振りコピできてめちゃくちゃ楽しかったです。夜公演はスタンドAブロック、ステージ真正面方向なので距離がある一方でスクリーン上の映像演出がとても見やすかったです。それとトロッコがだいぶ近くまで来てくれました。こちらのエリアは客席もギッシリ埋まっていて、周囲の熱気を感じながらライブを楽しめました。偶然にも昼夜異なる性質の席だったため、どちらも新鮮に楽しめました。

 

ロッコやセンターステージなどで会場を広く使ってくれたのと、メインステージ上の大型スクリーンが良かったですね。ただ、せっかくの大型スクリーンなのにアニメのライブシーン映像が流れる場面でスクリーン中央の小さい部分しか使ってなかったところがあり、その点だけはちょっといまいちでした。(せっかくの3DCGなのでドーンとでっかく出してほしかった。)アニメ映像のまわりで表示されてた背景演出のようなものは、各楽曲やユニットに合わせてかなり凝ったつくりになっていましたが。

 

~~~~~~~~~~

 

※以下、セトリ順にライブ内容を振り返ります。今回のライブはとにかく大ボリュームでぶっ飛びワッチャッチャしてたため、特に印象に残った箇所についてのみ書いていきます。

 

ライブ序盤

----------

オープニングアクト

01. キラッとスタート(昼) / プリマ☆ドンナ?メモリアル! (夜)

02. Dreaming Sound(昼) / Magic×Color(夜)

(ライブ開幕映像)

03. ミラクルコースター

04. リザーブ・ザ・リバース!(昼) / スパイシー♪ホット*ケーキ!!!(夜)

05. Miss.プリオネア(昼) / メイクマニー・メイクドリーム(夜)

06. サンシャイン・ベル(昼) / すた〜らいとカーニバル☆(夜)

07. リンリン♪がぁらふぁらんど

08. Merry Merry Fantasia!(昼) / COMETIC SILHOUETTE(夜)

09. ヒロインズドラマ

10. 嘘つきはTomorrowの始まり

11. チョコレートアイスクリーム・トルネード

12. カオティックハリケーン

----------

 

まずはRun Girls,Run!について。キャストメンバーとしてではなくアーティスト、声優ユニットとしての久しぶりの出演でしたが、やはりド頭のオープニングアクトでした。

 

昼公演がキラッとスタート衣装でのキラッとスタート。プリチャンあるいはランガとしての原点回帰のようなステージでしたね。キラスタ衣装はしばらく出番がなかった古い衣装ですが、今年は3月のランガ単独イベントで一度見ていました。2018年のリリース当初から秋頃まで各種ライブやフェス現場で頻繁に着用していたという、当時を知ってるランナー的には思い入れの深い衣装でした。そしてプリチャンのアニメ視聴者ゲーム筐体プレイヤーとしても幾度となく聴いてきた想い出の1曲です。第1話視聴当時の感覚を今でもなんとなく思い出せるというのは、数々のアニメを観てきた私にとっても貴重な作品のひとつかもしれません。

 

大型スクリーンによるOP映像を背負ってのステージというだけで本当に感慨深いです。(ランガ単独現場だとそもそもスクリーン無いので。)アニメ第1話から約4年半。メンバー3人それぞれが声優・アイドルとして成長を遂げ、私自身もプリチャンやランガを追いかける道のりの中でさまざまな出会いや経験とともに成長を実感することができました。私こそがプリチャンに育てられてきた人間であると言っても過言ではありません。これまでの道のりを振り返りながらキラッとスタートを見届けて、ゾクゾクと震えるような感覚が全身を走りました。(ランガちゃん来たら俺泣いちゃうかなと思ってましたが、不思議と冷静に見ていられました。昼公演の時点では。)

 

一方の夜公演、暗転があける前から3人のシルエットが見えてドリーミング☆チャンネル!の衣装であることに一瞬で気付きましたが、続けて流れてきたイントロがプリマ☆ドンナ?メモリアル!で驚きました。劇場版プリパラ&プリチャンの主題歌として作られたこの曲にはプリリズ時代から続くプリティーシリーズそのものの文脈が詰め込まれており、プリチャンアニメ本編におけるシリーズ10周年記念回でも披露されました。もちろん、ランガの単独ライブでも何度も歌われてきたここ1番の切り札のひとつです。3人のパート分けから振りコピまで全てが身体に刻み込まれてきました。

 

少し話が逸れますが、ランガちゃんが初めて幕張イベントホールに立ったライブが2018年5月のことで、ちょうど映画の公開期間でもありました。生のランガちゃんを見た直後に幕張のイオンシネマへ映画を観に行ったという個人的な想い出も重なりました。夜公演の私の視点、ステージからは距離のあるスタンド席Aブロックで、これほどの数のペンライトが灯る客席を視界に入れながらランガちゃんのライブを観るのはこれが最後かもしれないと思うと、やっぱり感情が溢れて涙が止まりませんでした。多くの想い出が詰まった幕張の地で、最後の大舞台に立つランガちゃんを見届けることができて本当に良かったです。

 

~~~~~~~~~~

 

(オープニング映像、ついにダクメアの紹介にアニメ映像付いてて良かったです)

 

オープニング明け1発目がラクルキラッツによるラクルコースター。今回のライブにおいてイントロで爆上がりした数曲のうちの1曲でした。キラッツ3人の揃う機会が意外と少なくてライブでの披露回数も多くない歌ですが、貴重な1回をここで回収できて良かったです。キラッツは相変わらずバケモンみたいな運動量の高速ダンスを平然とこなしながら生歌を完璧にキメてきますね。カタールでワールドカップやってる方々ですか?

 

出てくるだけでボルテージの上がるノンシュガーをノータイムでぶっ込んできたのも攻撃型の布陣って感じで最高でしたね。昼夜どちらも好きな曲ですが特に私はスパイシー♪ホット*ケーキ!!!を聴けたのが嬉しかったです。プリパラ勢からはファララとガァララのペアも揃いました。特にガァララ役の黒沢ともよさん、激しいステップをともなう元気なダンスにガァララらしい表現を感じて良かったです。

 

ユニコーンになってしまった...(?)構文でおなじみのMerry Merry Fantasia!(メルティックスター)は、イントロのベルの合図が聴こえた瞬間に肺の中の空気を一回全部吐き出してクソデカ深呼吸をキメました。これはガチで強い曲なので多動&振りコピのギアが一段階上がりました。夜公演のCOMETIC SILHOUETTEもこれまたプリチャン初期から想い出深い1曲で、感慨深くなりました。ヒロインズドラマは久しぶりの出演となったあんな様の見せ場でしたが、これぞ赤城あんなだという見事なパフォーマンス&歌や表情の魅せ方&キャラクター表現にやっぱ芹澤優さんすげえなって率直に思いました。このあとプリパラでみれぃやってるのも含めて。

 

めちゃくちゃカッコイイ新衣装を披露したひびき様の嘘つきはTomorrowの始まりから、マリオのチョコレートアイスクリーム・トルネード。だいぶ激しい曲が続いて、ライブならではのバカデカ音響も全身に響きました。相変わらずのマリオの破壊的なパフォーマンス、前回はマイクスタンドを使用するなどアニメ映像とのシンクロに力を入れてましたが、今回はステージを広く使って自由に暴れるスタイルがむしろマリオらしさを高めてて最高でした。こちらもスタンドでだいぶ暴れ散らかしてしまいました。両隣空いてる席で良かったです。

 

中盤

----------

(ガァルマゲドン:ふっかつのさばと)

13. アメイジング・キャッスル

14. We're never ever

15. フレンドパスワード(昼) / フレンドパスワード ~Another World~(夜)

16. インディビジュアル・ジュエル(昼) / コトバ・ブーケ(夜)

17. sunshine smiles(昼) / プラネタリウムの殻(夜)

18. アドリブ・デスティニー

19. One Heart

----------

 

ガァルマゲドンは、みかん&ガァルルの呼びかけによってあろまを復活させるという寸劇「ふっかつのさばと」から始まりました。牧野由依さんご復活(ご出産)おめでとうございます。こういった寸劇込みでのパフォーマンスは、ガァルマゲドンだからこそ作れる唯一無二の世界観だなと思います。アメイジング・キャッスルの振りコピやクラップもめちゃくちゃ楽しくて大好きです。これやってる間だけは身も心も小学生になります。あとガァルマゲドンのアニメ映像を観るの久しぶりだったんですが、やっぱ黒須あろまちゃんめちゃくちゃ可愛いですね。治安の悪い観客「ガァルマゲドンをなめまわしたい!!」

 

~~~~~~~~~~

 

リングマリィは昼夜1曲ずつの披露、衣装も変わって大きな存在感がありました。

 

ふたり インディビジュアル・ジュエル「Sparkle!」

個々のココロが輝く「Let's go!」

正反対 大賛成「Yeah!」

バラバラこそキラキラ

君とインディビジュエル

 

インディビジュアル・ジュエルが本当に良い歌詞良い曲なんですよね......とにかく良かったとしか言えないんですけど、昼公演で最初に号泣したのがたしかこの曲でした。夜公演ではコトバ・ブーケ(専用衣装付き)もしっかり回収できて良かったです。

 

久しぶりの出演となったアリスのsunshine smilesから、アライブでアドリブ・デスティニー。アリス(ファイルーズあいさん)の衣装が、以前のものから大幅にアップデートされててびっくりしました。コーデの再現度がだいぶ上がって、イブ(指出毬亜さん)と並んだときに対になる雰囲気も非常に良かったです。

 

~~~~~~~~~~

 

One Heart......ここでOne Heartのライブ初披露でしたか......

ちょっともう言葉が出てこないですね...あまりにも良すぎて...いや良いとかいうレベルではなくて......【感情】ですかね.........

 

プリチャンという作品に対する想いと、みらいたちプリチャンアイドルみんなへの想いと、そのキャスト陣ランガちゃん含む全員への想いと、今回のライブこれまでの人生と、本当にたくさんの気持ちが重なってしまう歌です。背景映像では春から夏、秋、冬そしてまた春へと季節が流れていき、アニメのエンディング映像とともにプリチャンアイドルたちの姿が映し出されていったのもダメでした。

 

過ぎ行く季節を何度重ねても

色褪せることはないOne Heart

 

全ての歌詞が本当に素晴らしいのですが、特に桃山みらいCV林鼓子のソロパートと、そこからの大サビで完全に破壊されました。です。なんかもう泣いたとか崩れ落ちたとかいうレベルではなくで今年1年分の涙を全部ここで垂れ流しました。

 

忘れないよ 共に過ごした日々を

届けたいよ 未来にこの歌を

大切な想い出ってRainbow

約束しよう キラッとFuture

またここで会えるよ

気持ちはいつだってOne Heart

 

~~~~~~~~~~

 

この日のOne Haertがプリチャンが紡いできた物語の集大成であり、今回のライブにおけるひとつめのクライマックスがここだったと言えるでしょう。これが普通のライブであったならもう終わっても良かったです。しかしウィンターライブ2022はまだまだ続きます。次に来たのがトリコロール新曲でなければ私は椅子に崩れ落ちたまま立ち上がれなかったかもしれません。

 

後半

----------

影ナレトリコロール)

20. L'amour en Tricolore ~ラムール・アン・トリコロール~

影ナレ:プリマジスタたち)

21. Don't be Afraid

22. 奇跡の降る

23. 天頂のコンフィアンサ

24. Sweetness×Darkness

25. Lux Aeterna

(幕間:ジェニファーとリューメ)

26. Believe

(告知タイム:プリマジ)

-----------

 

直前の余韻を引きずりながら、聴こえてきたのはトリコロールの3人による影ナレでした。「ふわり、ファルル。革命を起こそう。僕たちの新曲で!」という宣言からその歌が披露されました。

 

※曲名はプリティーシリーズ公式ツイッターより引用。

 

トリコロールによるレビュー(Revue)」がテーマのようで、その名の通り舞台演劇や歌劇ショーのような華やかなステージが展開されました。さすがは芸術の本場プリパリのクオリティでしたね。

 

再びの影ナレでプリマジスタたちのトークを挟み、ライブ初登場TrutHからプリマジ勢のターンでした。前回までのプリティーライブでは温存されてたデュオ曲4連発の大盤振る舞いでした。トロッコを用いた歌唱は劇中におけるフロートや魔法を連想させる演出だったでしょうか。4チームそれぞれが個性爆発してて最高でした。全部良かったです。強いて言うなら4曲の並びも良かったんじゃないかと思います。みるれもが良すぎて狂いました。

 

そしてラスボス...ジェニファー・純恋・ソルCV青野紗穂さんが降臨しました。あまね様のライブを初めて観た回(7月のライブ)と同等かそれ以上の衝撃と圧倒的な存在感がありました。歌の強さと表現力と迫力で、会場の端から端まで全てが支配されました。これ本当にプリのライブでしたっけ?1人だけ違うライブやってません??まさに太陽そのもののような巨大な炎に包まれた背景映像と、炎の剣を振るう姿も迫力がありました。

 

暗転したステージでスポットライトを浴びるジェニファーと、リューメとの感情のこもったやり取りにも感動しました。「今の私にはリューメがいる。そして、まつりをはじめとしたプリマジスタの仲間たちが。」「私たちを救ってくれた仲間たちと、世界中のみんなへ、たくさんの想いを込めて、愛を届けるわ!」という宣言からのBelieveが、本当に美しくて見事な歌唱でした。大きなステージで、生で歌われたその歌は、アニメで観たものよりも何倍もの迫力と想いの強さを感じる1曲でした。ゆっくりと左右に揺れる黄色いペンライトの数々が、この歌に魅了された観客の感動を表しているかのように見えました。

 

~~~~~~~~~~

 

One Heartに次ぐ二度目のクライマックスが間違いなくここでしたね。MCと告知に再度登場したプリマジスタ6人にも、感動の涙が見られました。普通ならここで終わっても良かったところですがやっぱりまだ続きます。そして、今回のライブで最後に一息つけたのがこの告知タイムでした。

 

ライブ終盤~クライマックス

----------

27. ま〜ぶるMake up a-ha-ha!

28. ブランニュー・ハピネス!

29. ピュア・ハート・カレンダー

30. おやくそくセンセーション

31. Awakening Light

32. ワッチャ!プリーズ!マジック! -What's your "Please" Magic?-

33. Brand New Girls

34. Breaking Bloom!!!(昼) / Get Over Dress-code(夜)

35. OPEN DREAM LAND!

(告知タイム:プリパラ)

(全体挨拶)

36. Make it!

----------

 

まさかのま〜ぶるMake up a-ha-ha!(らぁら・みれぃ)が再開1発目で死ぬほどテンション上がりました。たぶん血圧も爆上がりして心臓破裂しかけました。そして客席からガチ絶叫の声が漏れてたのも聞こえました。プリパラ最初期のらぁみれ曲は反則だろ...お前ここでこれぶっ込んでくるのはズルです。それこそ筐体でもめちゃくちゃプレイしましたし振り付けも身体に叩き込まれてるので、全力クネクネ振りコピマンになってしまいました。俺がプリパラアイドルだ

 

らぁみれからのらぁゆいブランニュー・ハピネス!、そしてマイドリームのピュア・ハート・カレンダーに繋ぐのもすごく綺麗な流れでしたね。

 

おやくそくセンセーションAwakening Light、プリチャンからのマスコット勢2曲も見事な安定感でしたね。昼公演ではラビリィの乗ったトロッコが近い方に来てくれたのが嬉しくて、夜公演ではキラッCHUとラビリィが同じトロッコに乗ってたことに興奮して思わずそちらばかり見てしまいました。その組み合わせは(中の人的に)ヤバいですよ。ソルルとルルナは背景映像の出し方も含めてすごく良かったです。

 

続くワッチャプリーズマジックはガチで一瞬の隙間もなく始まって、イントロで爆上がりしました。あうるを含む6人バージョンが初披露でしたね。これを待ってました。今回のライブ、あるいは歴代プリティーシリーズの中でもトップクラスに大好きな1曲になりました。歌詞が良いとか曲が強いとか各メンバーの個性が詰まってて良いとか、それ以上にとにかく楽しくなる歌で現地でもワッチャワチャに大暴れしてしまいました。特に意識してませんでしたがいつのまにか振りコピも身体が覚えていて、こんにちワッチャ~のポーズも完璧にキメられてめちゃくちゃ楽しかったです。

 

~~~~~~~~~~

 

ブランニュー☆ガールズによるBrand New Girls。今回のライブで披露されたのはちょっと意外なようにも感じましたが、見事な安定感の歌とダンスが見られました。気付けばランガのオタクとしてもかなり縁の深い楽曲になりまして、プリチャン2期の想い出とともに心の奥深くに刻まれました。ここ幕張で聴けたことにとても感慨深くなりました。

 

そんなブランニュー☆ガールズからのバトンタッチでDressingPafé、トリのSoLaMi♡SMILEという流れでした。中の人的に言えばRun Girls,Run!からi☆Ris(元メンバー含む)なわけですが、率直な感想として後者2組の客席の盛り上がりが凄まじいもので、「ああ、やっぱ敵わねえな」と肌で感じてしまいました。良くも悪くも。

 

やっぱ好きなんですよね、私もみんなも。プリパラが。ドレシの方は特に夜公演のGet Over Dress-codeが本当に強くて、トリ前にふさわしいパワフルなステージを見せてくれました。そんなGODアイドルを超える存在感でステージに現れたのが神アイドル:SoLaMi♡SMILEでした。

 

アイドルランドプリパラのOP曲、OPEN DREAM LAND!本当に良い曲です。わずかに切なさを感じるような美しい曲調と、プリパラらしい前向きな夢を歌う歌詞がすごく心に刺さります。それはもう大号泣してしまいました。

 

「みんな待ってるんだよ」

「だからひとりじゃない」

「君を待ってるんだよ」

 

みんなトモダチ、みんなアイドル。夢を持つ人間であれば、大人でも子供でも、誰でも分け隔てなく受け入れてくれる場所。私の思う、私が救われてきたプリパラの理想像がこの歌に詰まっていました。これまでに出会ってきた人たち、ライブ前に会ったときも楽しそうにしてた仲間たち、今この瞬間にも客席のどこかにいるオタクたちの顔がふと頭の中に浮んできて涙腺崩壊しました。私自身、今日この場所に辿り着けたのは、これまでに出会ってきた仲間たちと無数の経験のおかげだと思っています。その事実を実感したのが、この日のクライマックスたるそらみスマイルのライブでした。

 

~~~~~~~~~~

 

告知タイム(プリパラ)からの、最後の挨拶。全員がいっぺんに出てくると、幕張のステージが狭く見えるほどの大所帯でしたね。人数が多すぎるので個々の挨拶については割愛しますが、兼役やってる人も多すぎて喋ってるキャラと着てる衣装が一致してない場面もいくつか見られました。それで挨拶するの強引すぎるやろという感想で逆に笑いました。あとは夜公演のラスト、そらみドレッシングの6人が並んだ場面が特に印象に残りました。野暮なので何とは言いませんがやっぱ仲良いじゃんあの6人。すごく...すごく良いものを、貴重な並びを見せていただきました。

 

オーラスはMake it!。これがなければプリのライブは終われませんね。特に今回は今まで以上に人数多すぎて、メインステージ・花道・センターステージでのローテーションとロッコまでフル稼働での総出演は壮観でした。昔よく言われてた美少女回転寿司ってもう死語ですか?女子だけでなく男子相当の低音歌唱も好きです。

 

ぶっちゃけ誰がどこにいるのかほとんど分かりませんでしたが、いろんなところで出演者同士の絡みが見られて良かったです。ガァララと手を繋ぐしゅうかとか、リングマリィとラビリィの絡みも確かあったはずです。

 

去年からの恒例行事となったなぜかMake it!のダンスが完璧すぎる相良茉優さんはしっかり見られました。1人だけやる気のないマリオも、今回は途中で座り込んでたりたまに客席に向けて手を振ったりしてましたね。あとMake it!の盛り上げ方を完璧に知り尽くしている澁谷梓希さんによる適度な煽りが入るだけで火力がだいぶ増しますね。これも久しぶりに聴けて嬉しかったです。ウィンターライブ2022だからこそ作り上げられた景色。最後の最後まで最高の時間でした。

 

まとめ

軽く振り返るつもりがやっぱり1万字オーバーになりました。そりゃそうだ、ライブ観て動いた感情がデカけりゃその感想文もデカくなってしまうものです。

 

セトリ全体の雰囲気としては「まあこの曲は外せないだろ」と「こんな曲もやってくれるんだ」が私の体感で半々くらいですかね。7月と9月のプリティーライブ、あるいは去年くらいからのライブも含めると聴きたかった曲がだいたい網羅されてる感じがします。

 

例えばミラクルコースターじゃなくてロケットハートとファイナルイルミネーションは?とか、Merry Merry Fantasia!は夜もう1回やっても良かったんじゃないか?とか、ダクメアのDARKNESS SOULは?とか、らぁみれにそふぃ足してそらみもう1曲あっても良かったのでは?とか......細かいところを気になりだしたらキリがありませんが、まあ全体を通して大満足なので大きな文句はありません。文句があるとすれば形だけでもいいからランガファイナルの宣伝してくれよ程度の小さな話です。

 

改めてランガちゃんの話ですが、昼キラスタに夜プリマドンナ...と考えるとずいぶん初期の曲まで戻ったなという感じがしますね。個人的にはドリチャンやルミナンスといった終盤の曲で予想してましたが外れました。7月のライブで(ちょっと特殊な形とはいえ)ドリチャンとダイスマをやってくれたので、その辺を考えると妥当なところだったでしょうか。またランガちゃんの直後に一切の間をおかず鈴木杏奈さんが出てきたことで余韻に浸る暇すらありませんでしたが、あれはあれで良かったのかなと今になって振り返っています。最後の挨拶でも特に言及することもなく、ランガとして最後の出番だからどうこうという湿っぽい話はオタク側が勝手に背負って終わるべきなのかもしれません。実際私もランナーとしてではなくプリティーシリーズ作品のファンとして限りなく純粋にライブを楽しむことができました。

 

周りのオタクだとよくある話でプリパラしか観てないとかプリチャンしか好きじゃないとか時間なくて全部追えてないとかいう人も結構いますが、そんな人たちを尻目にプリパラ・プリチャン・プリマジの全アニメをしっかり辿ってきたおかげで全部楽しめて俺は最高だったの気持ちになってます。特に今年1年間はずっとコレでした。本当にありがとうございました。

 

最初の話に戻りますがやっぱり3作品それぞれで単独ライブやってくれませんかね?なんて話は毎回言ってますね全てのオタクが(誇張した表現)。とは言いつつ今回のような形で主要キャスト大集結、他のコンテンツや歌モノのライブではなかなかお目に掛かれない人気声優さんたちも含めて全部一度に見られるのだからチケット代も決して高くはなくむしろお得だなくらいの感覚になります。あとプリの運営陣が本当に単独ライブ路線に行く人たちだったならばプリパラやプリチャンは存在自体が早々に切り捨てられてただろうというのもなんとなく察しています。これは今の形になったことを本当に感謝すべきかもしれません。

 

あとはまあ、この規模のライブだからこそ見られる景色ってのは確かにあります。こればっかりはそれこそライブ現場に行かないと味わえない感覚であってなかなか言葉にはしづらいのですが、中野の景色も幕張の景色も、私はどちらも大好きです。

 

~~~~~~~~~~

 

私にとっても、シリーズやユニットにとっても大きな節目となった2022年。その集大成となるウィンターライブまで、2度のプリティーライブ含めて6公演を全通することができました。こうしてライブ現場に行けることは当たり前のようでいて決して当たり前ではないと思いますし、これらのライブが大事な想い出として私の中に刻まれたのは本当に幸せなことでした。

 

前回までのライブでは次のライブが決まっていたのでそれに向けた言葉で締められていたのですが、残念ながら来年のプリティーシリーズがどうなるかはまだ分かりません。(アプリ版プリパラって本当に春頃にリリースされるんか?)強いて言うなら次の現場はもうランガファイナル...の前に、まずは1月の田中美海さん生誕祭イベントがありました。とりあえずその辺りが楽しみですね、と言っておきましょう。

 

今年1年間、プリティーシリーズにはたくさん楽しませてもらい、たくさんの感動をもらってきました。それらを作り上げてきた関係者の皆さんも、私と一緒に楽しんでくれた仲間の皆さんも、本当にありがとうございました。心からの感謝とともに、ここに1人のオタクによるウィンターライブ参加感想文を書き残すこととします。以上。

 

yonepon-wake-up.hatenablog.jp